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西岡良仁、マドリード・オープン試合目前で棄権!「残念ですが、肩の調子がまた悪くなり日本に戻ります」<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.04.25

四大大会に次ぐグレードを誇るマスターズ大会を再び肩の負傷により欠場を余儀なくされた西岡良仁。(C)Getty Images

四大大会に次ぐグレードを誇るマスターズ大会を再び肩の負傷により欠場を余儀なくされた西岡良仁。(C)Getty Images

 男子テニス元世界ランキング24位の西岡良仁(現74位)は24日、現在開催中のATPツアーのマスターズ1000大会「ムチュア・マドリード・オープン」(4月23日~5月4日/スペイン・マドリード/クレーコート)の1回戦を「肩の負傷」により急きょ棄権した。

 西岡は自身のSNSを通じて「残念ですが、肩の調子がまた悪くなりもう一度検査をしに日本に戻ります。練習もできておりましたが2日前選手と練習した際にまた痛みが出てきてしまいました。復帰の時期はまだ分かりませんが、日本に帰って検査をして行きます」と綴っている。

 今年2月の「ダラス・オープン」(ATP500)でベスト8進出するもキャスパー・ルード(ノルウェー/当時世界5位)との一戦で左肩を負傷して途中棄権を余儀なくされた西岡。続く「デルレイビーチ・オープン」(ATP250)には強硬出場したが2回戦で棄権。以降、出場を予定していた「BNPパリバ・オープン」(ATP1000)も欠場を余儀なくされた。

 そして3月の「マイアミ・オープン」(ATP1000)で約5週間ぶりに戦線復帰を果たすが、ユーゴ・ガストン(フランス/同88位)に4-6、1-3とリードされたところで肩の痛みによりリタイアした。今回の「マドリード・オープン」で、約1カ月ぶりとなる復帰戦を迎えるはずだった。
 
 4月21日に更新されたSNSでは「久しぶりにクレーコートでパワーのある選手と練習したら、良かったフォアハンドも全然付いていけなくなってた。やっぱりブランクあると戻るまでが時間かかる。とりあえずは怪我なく大会に出たい」としていたが、その懸念材料でもあった“怪我”が再び西岡に襲い掛かったかたちだ。

「今回は辞めてしまったけど正直言って今大会も棄権しても良いから出るべきだった。200万円ほどの経費を使って渡航して怪我で大会出れないからペナルティは流石にきつい。しかも賞金も貰えるかどうかはわからないってそれ金無駄に使ってるだけやん…アジアから飛ぶのと近場からじゃ経費の額違うんよ」と嘆く西岡。

 今シーズン最初のクレーコート大会に据えていた「マドリード・オープン」は諦めることになったが、約1カ月後に開幕を迎える四大大会「全仏オープン」(フランス・パリ/5月25日~6月8日)には復帰できるのか。決して無理をしてほしくはないが、2023年大会では4回戦進出と相性の良い全仏オープンだけに一日も早い回復を願いたい。

構成●スマッシュ編集部

【画像】西岡がSNSで公開したマドリードでの顛末

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