ケガでプレーできなかったぶん、「ここ(全日本)に向けて調整してきた。力を発揮してアピールしたい」という望月の思いは、そのとおりにコート上で爆発した。高橋との試合は、望月にしてみれば満足の行く出来ではなかった。「サーブは入らない。持ち味のフォアで攻めれない。ずっと打たれっぱなしの展開だった」と望月。しかし「僕はその日の調子でできることを考えてやるタイプ。今できるプレーをやった」と言うように、辛抱強くボールを拾う中で相手のミスを誘い、徐々にペースをつかんでいった。
そしてファイナルセットでは「自信はなかったけれど意識して攻めていき、それが入った。吹っ切れた」と、積極的な攻撃が復活。最後はサービスエースで試合を締めた。
「いいプレーでベスト4ならアピールになったが、あまり出なかったので…」と、望月はまだ満足していない様子だ。同じ大学4年の島袋も4強にコマを進めた。2人とも卒業後はプロになる。
「2人で決勝を戦えたらすごくうれしい」と望月。そうなって初めて彼はアピールできたと感じるのだろう。 ◆ミックスダブルス決勝の結果
清水悠太/小堀桃子(三菱電機/橋本総業HD)
[7-5 6-4]
坂井勇仁/森崎可南子(伊予銀行/橋本総業HD)
清水悠太のコメント
「初めてのペアだったので、最初の試合は緊張したが、2試合目からだんだん合うようになり、本当に楽しくできた。(2連覇だが)2年連続でペアに恵まれたと思う。最後の方は僕は何もしておらず、ペアのおかげです」
小堀桃子のコメント
「久しぶりにこんなに楽しくテニスができた。悠太君のサービスゲームは安心して、私は前にいればきっとやってくれるだろうと思っていた。全日本優勝には変わりないけど、そんなに実感はない。楽しいのが終わったなという感じです」
取材・文● 渡辺隆康(スマッシュ編集部)
そしてファイナルセットでは「自信はなかったけれど意識して攻めていき、それが入った。吹っ切れた」と、積極的な攻撃が復活。最後はサービスエースで試合を締めた。
「いいプレーでベスト4ならアピールになったが、あまり出なかったので…」と、望月はまだ満足していない様子だ。同じ大学4年の島袋も4強にコマを進めた。2人とも卒業後はプロになる。
「2人で決勝を戦えたらすごくうれしい」と望月。そうなって初めて彼はアピールできたと感じるのだろう。 ◆ミックスダブルス決勝の結果
清水悠太/小堀桃子(三菱電機/橋本総業HD)
[7-5 6-4]
坂井勇仁/森崎可南子(伊予銀行/橋本総業HD)
清水悠太のコメント
「初めてのペアだったので、最初の試合は緊張したが、2試合目からだんだん合うようになり、本当に楽しくできた。(2連覇だが)2年連続でペアに恵まれたと思う。最後の方は僕は何もしておらず、ペアのおかげです」
小堀桃子のコメント
「久しぶりにこんなに楽しくテニスができた。悠太君のサービスゲームは安心して、私は前にいればきっとやってくれるだろうと思っていた。全日本優勝には変わりないけど、そんなに実感はない。楽しいのが終わったなという感じです」
取材・文● 渡辺隆康(スマッシュ編集部)