初優勝には届かなかったが、準優勝した秋田も今大会が大きなターニングポイントになりそうだ。「準優勝という結果よりも、自分のやりたいテニスができなかった悔しさの方が大きいです」と決勝後に言った秋田。今季故障などもあり、結果が出ずWTAランキングも700位台にまで落ちている。そこで心機一転、拠点をSSCに移した。
秋田は、「SSCのコーチが毎日来て試合を見てくれて、充実した週を送れ、すごくうれしかった。光が見えない中で、ちょっと光が見えた気がする」と、現在の環境と目指す方向が間違っていないことを確信。「2021年の全豪オープンでは、予選か本戦でプレーできるランキングにまで上げるのを目標にしています」と、前向きだった。 男子準決勝は、第3シードの清水悠太(三菱電機)が、2-6、6-3、6-4で、大学テニス界のエース島袋将(早稲田大学)に逆転勝利。昨日混合ダブルスで優勝している清水は明日、男子ダブルスを含む3冠に挑む。もう1つの準決勝は、第6シードの野口莉央(明治安田生命)が、学生の望月勇希(中央大学)を6-4、6-3で下した。野口は初の全日本の決勝の舞台に立つ。
取材・文●赤松恵珠子(スマッシュ編集部)
秋田は、「SSCのコーチが毎日来て試合を見てくれて、充実した週を送れ、すごくうれしかった。光が見えない中で、ちょっと光が見えた気がする」と、現在の環境と目指す方向が間違っていないことを確信。「2021年の全豪オープンでは、予選か本戦でプレーできるランキングにまで上げるのを目標にしています」と、前向きだった。 男子準決勝は、第3シードの清水悠太(三菱電機)が、2-6、6-3、6-4で、大学テニス界のエース島袋将(早稲田大学)に逆転勝利。昨日混合ダブルスで優勝している清水は明日、男子ダブルスを含む3冠に挑む。もう1つの準決勝は、第6シードの野口莉央(明治安田生命)が、学生の望月勇希(中央大学)を6-4、6-3で下した。野口は初の全日本の決勝の舞台に立つ。
取材・文●赤松恵珠子(スマッシュ編集部)