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海外テニス

一時離脱中の大坂なおみの今後はどうなる?実は珍しくない、過去にテニス界を一時期離れた天才少女たち<SMASH>

内田暁

2021.10.12

2016年に復帰し、2019年全仏オープンに初優勝したバーティー。(C)Getty Images

2016年に復帰し、2019年全仏オープンに初優勝したバーティー。(C)Getty Images

「旅ばかりで家族や友人とも会えず、精神的に限界だった」。約2年後にツアーに復帰した時、彼女はテニスから離れた理由を、そう明かす。“半引退”期間はクリケットのプロチームでプレーし、家族との時間も楽しんだ。

 そんな彼女が復帰を決意したのは、長くダブルスを組んでいたケーシー・デラクアのホームパーティに招かれ、「そのついで」に、近くのコートでボールを打った時だったという。

「私がいかにテニスが好きか、そしてツアーで知り合った人たちに、また会いたいと思っていたかを知った」

 かくして、大人になったかつての天才少女は、復帰の2年後に全仏オープンを制する。銀杯と並び出席した優勝会見では、「過去の経験を経て、自分に必要なものを選ぶ判断力や、順路を決める計画力を得た」と言った。
 
「テニスから離れる」と公言した大坂の「しばらく」が、どれくらいの期間なのかは、わからない。ただ、成熟しきっているとは言えない心を抱え戦うテニス選手たちが、若くして一時的に競技を離れることは、珍しくない。仲間の選手たちが、メンタルヘルスへの理解を呼びかける昨今の風潮にあっては、そのような選択も一層受け入れられやすいだろう。

 そして一度は離れた選手も、より強くなり戻ってくるケースが少なくないのも、またしかりだ。
 
文●内田暁

【PHOTO】全米オープン2021で躍動する大坂なおみ!

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