F1第17戦のアゼルバイジャン・グランプリは9月20日に予選が行なわれ、レッドブルの角田裕毅は同チーム昇格後ではベストとなる6番手につけた。
初日に好感触を掴み、フリー走行3回目(18周回)で全体16番手となる1分42秒840のベストタイムを計測した角田は、予選Q1を12番手(1分42秒347)でクリアすると、Q2はカットラインからわずか0.069秒差の1分41秒788で10番手に入り、2戦連続で進出した最終ラウンドは雨の中での一発勝負という厳しい状況の中でしっかりラップをまとめ、1分42秒143をマークして決勝3列目スタートという好条件を手にした。
悪コンディションや6度の赤旗中断で荒れた予選は、ライバルや上位勢が次々に脱落していくという形で角田に味方したが、初日からコース内外で堅実に仕事を果たしてきた甲斐もあり、日本人ドライバーはこの結果に満足感を示すとともに、決勝に向けてもポジティブな展望を示している(F1公式サイト『F1.com』より)。
「今日はチームとともに予選で自己最高の結果を出せました。我々が正しい方向に進んでいる事実を示せたという点で、本当にポジティブな結果です。赤旗や路面状況の変化でとても混乱したセッションの中、最後までクリーンに走り切れたのを嬉しく思います。Q1から全ての周回に集中し、競争力を維持できたのは本当に大きな収穫でした。Q3のラストアタックでは参考となるラップを得られず、まとめるのが難しかったので、6番手には満足できます」
「僕もチームも、パフォーマンス向上のために懸命に取り組んできましたし、セッティングの変更は確実に役立ちました。シミュレーターでもかなりの努力を重ねてきており、その成果がようやく見え始めてきたのではないかと思います。明日は激しいレースになると思いますが、フリー走行ではロングランが良かったので、この週末で積み重ねてきた素晴らしい仕事を活かしたいと思います」
レッドブルのローラン・メキーズ代表は、まず難しいコンディションの中で見事なポールポジション獲得を果たしたマックス・フェルスタッペンを絶賛した後、「ユウキもよくやった。彼にとって、我々と組んでから最高の予選結果であり、今日は本当にセッションを上手くマネジメントしてくれた」と、角田に対しても賛辞を贈っている。
『F1.com』は、レッドブルの土曜日を「フェルスタッペンは雨が降り始める中で最後のラップを完璧にまとめ、今季6度目のポールを獲得。一方、角田もQ2でラストラップを見事に決めてトップ10入りを果たし、Q3ではセッションをクリーンにまとめて6番手を確保、(レッドブルのドライバーとして)予選で最高の結果を収めた」と伝えた。
各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』が「日本人ドライバーは目覚ましい活躍を見せて6番グリッドを獲得」、一方の『GRANDE PREMIO』は彼がレッドブルでのキャリアにおける最高記録を達成した事実を伝える一方で、「Q2では(11番手の)フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)にわずか0.069秒上回る辛勝。そして最終フェーズではフェルスタッペンからは1.026秒差だったが……」とも指摘している。
そしてイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「日本人ドライバーはトラブルを避ける対応に成功し、ライバルたちが次々とウォールに激突して消えていく中、Q2ではアロンソをわずか0.069秒差で退けた。Q3でも赤旗が続く展開となり、ユウキは残り数分でようやくアタックに出る機会を得て、6番グリッド獲得でマクラーレン2台の前にレッドブルのマシンを置く形となった。長らく好結果を求め続けてきたユウキにとって、大きな救いとなる予選だった」と、角田の予選を振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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初日に好感触を掴み、フリー走行3回目(18周回)で全体16番手となる1分42秒840のベストタイムを計測した角田は、予選Q1を12番手(1分42秒347)でクリアすると、Q2はカットラインからわずか0.069秒差の1分41秒788で10番手に入り、2戦連続で進出した最終ラウンドは雨の中での一発勝負という厳しい状況の中でしっかりラップをまとめ、1分42秒143をマークして決勝3列目スタートという好条件を手にした。
悪コンディションや6度の赤旗中断で荒れた予選は、ライバルや上位勢が次々に脱落していくという形で角田に味方したが、初日からコース内外で堅実に仕事を果たしてきた甲斐もあり、日本人ドライバーはこの結果に満足感を示すとともに、決勝に向けてもポジティブな展望を示している(F1公式サイト『F1.com』より)。
「今日はチームとともに予選で自己最高の結果を出せました。我々が正しい方向に進んでいる事実を示せたという点で、本当にポジティブな結果です。赤旗や路面状況の変化でとても混乱したセッションの中、最後までクリーンに走り切れたのを嬉しく思います。Q1から全ての周回に集中し、競争力を維持できたのは本当に大きな収穫でした。Q3のラストアタックでは参考となるラップを得られず、まとめるのが難しかったので、6番手には満足できます」
「僕もチームも、パフォーマンス向上のために懸命に取り組んできましたし、セッティングの変更は確実に役立ちました。シミュレーターでもかなりの努力を重ねてきており、その成果がようやく見え始めてきたのではないかと思います。明日は激しいレースになると思いますが、フリー走行ではロングランが良かったので、この週末で積み重ねてきた素晴らしい仕事を活かしたいと思います」
レッドブルのローラン・メキーズ代表は、まず難しいコンディションの中で見事なポールポジション獲得を果たしたマックス・フェルスタッペンを絶賛した後、「ユウキもよくやった。彼にとって、我々と組んでから最高の予選結果であり、今日は本当にセッションを上手くマネジメントしてくれた」と、角田に対しても賛辞を贈っている。
『F1.com』は、レッドブルの土曜日を「フェルスタッペンは雨が降り始める中で最後のラップを完璧にまとめ、今季6度目のポールを獲得。一方、角田もQ2でラストラップを見事に決めてトップ10入りを果たし、Q3ではセッションをクリーンにまとめて6番手を確保、(レッドブルのドライバーとして)予選で最高の結果を収めた」と伝えた。
各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』が「日本人ドライバーは目覚ましい活躍を見せて6番グリッドを獲得」、一方の『GRANDE PREMIO』は彼がレッドブルでのキャリアにおける最高記録を達成した事実を伝える一方で、「Q2では(11番手の)フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)にわずか0.069秒上回る辛勝。そして最終フェーズではフェルスタッペンからは1.026秒差だったが……」とも指摘している。
そしてイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「日本人ドライバーはトラブルを避ける対応に成功し、ライバルたちが次々とウォールに激突して消えていく中、Q2ではアロンソをわずか0.069秒差で退けた。Q3でも赤旗が続く展開となり、ユウキは残り数分でようやくアタックに出る機会を得て、6番グリッド獲得でマクラーレン2台の前にレッドブルのマシンを置く形となった。長らく好結果を求め続けてきたユウキにとって、大きな救いとなる予選だった」と、角田の予選を振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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