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競馬

秋のスプリント王決定戦は“混戦模様”もサトノレーヴの実績を信頼 気になる香港馬は切り捨て!?【スプリンターズS】

三好達彦

2025.09.28

今春の高松宮記念を制したサトノレーヴ。写真:産経新聞社

今春の高松宮記念を制したサトノレーヴ。写真:産経新聞社

 まだ気温が30℃に達する真夏日があるなかだが、いよいよ下半期GⅠシリーズのスタートである。その第一弾は、秋のスプリント王決定戦・スプリンターズステークス(GⅠ、中山・芝1200m)だ。

 昨年、本レースを制したルガル(牡5歳/栗東・杉山晴紀厩舎)、同じく一昨年の覇者ママコチャ(牝6歳/栗東・池江泰寿厩舎)、今春の高松宮記念(GⅠ、中京・芝1200m)の勝ち馬サトノレーヴ(牡6歳/美浦・堀宣行厩舎)が顔を揃えたこの1戦。GⅠの常連であるベテラン勢、次世代の短距離路線を背負って立つであろう4歳勢はもちろん、”短距離王国”として知られる香港からスプリントG1を4勝しているラッキースワイネス(せん7歳/香港・K.マン厩舎)も参戦する豪華なメンバー構成となった。

 戦況はかなりの混戦模様だ。GⅠホースがいるなかでも絶対的な存在は見当たらず、一方でGⅠ実績がないながらも未知の魅力を備える4~5歳馬が少なくない。ファンにとっては悩ましくも、馬券的には楽しみな一戦だと言えよう。
 
 そうしたなかでも、頭ひとつ抜け出していると考えられるのは、今春の高松宮記念を制したサトノレーヴだ。昨年の本レースは7着に敗れたものの、香港スプリント(G1、シャティン・芝1200m)が3着、高松宮記念が1着、チェアマンズスプリント(G1、シャティン・芝1200m)が2着、クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(G1、アスコット・芝1200m)が2着と、海外でも常に上位争いを演じている力は、実績的に他馬の一歩上をいっている。

 気になる帰国後のコンディションだが、一週前の調教で一杯に追われ、当週の追い切りでは「7割から8割の力」(堀調教師)の強めで、2回ともジョアン・モレイラ騎手を鞍上で実施。プラン通りのトレーニングを積んで本番へと臨んできており、状態面の不安はない。ちなみにこれまでの休養明けの成績は〔2・1・0・1〕。中山実績も〔3・0・0・1〕と優れたもので、大崩れのシーンはなかなか考え辛い。昨年のように後手を踏む競馬にならなければ、テッペンを取らないまでも、馬券圏内から消えることはないだろう。よって、サトノレーヴを本命に推す。
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