『北島康介杯』2日目が、23日、東京辰巳国際水泳場で行なわれ、白血病の長期療養から復帰3戦目となった池江璃花子(ルネサンス)が、女子100メートル自由形の決勝で55秒35で4位とした。
100メートルの個人レースは、復帰以降初の試みとなった今大会。予選では56秒16と、4月に行なわれる、東京五輪の代表選考レース『日本選手権』への標準記録をきるタイムで泳ぎ、全体6位で決勝に駒を進めていた。
決勝でのレースも期待される中、池江独特のゆったりしたフォームでレースを展開。前半50メートルを僅差ながら7番目の26秒98で折り返した。後半は追い上げるも、メダルまで一歩及ばず4位の55秒35でフィニッシュ。それでも予選から0.8秒縮める快心の泳ぎをみせた。
同レースで54秒48で泳いだ酒井夏海が優勝を果たした。レース後、プールサイドで池江と健闘を称え握手を交わした酒井は、優勝インタビューで「久しぶりに一緒に泳げて、いい勝負もできましたし、これからもっともっと頑張っていきたい」と池江と泳げたことを喜んだ。
なお東京五輪の派遣標準記録は53秒31には2秒04届かなかったものの、着実に本来の調子を取り戻してきた池江。今後のレース展開にも注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】いつもその笑顔に癒される…完全復活を期す”池江璃花子”の特選フォトギャラリー
100メートルの個人レースは、復帰以降初の試みとなった今大会。予選では56秒16と、4月に行なわれる、東京五輪の代表選考レース『日本選手権』への標準記録をきるタイムで泳ぎ、全体6位で決勝に駒を進めていた。
決勝でのレースも期待される中、池江独特のゆったりしたフォームでレースを展開。前半50メートルを僅差ながら7番目の26秒98で折り返した。後半は追い上げるも、メダルまで一歩及ばず4位の55秒35でフィニッシュ。それでも予選から0.8秒縮める快心の泳ぎをみせた。
同レースで54秒48で泳いだ酒井夏海が優勝を果たした。レース後、プールサイドで池江と健闘を称え握手を交わした酒井は、優勝インタビューで「久しぶりに一緒に泳げて、いい勝負もできましたし、これからもっともっと頑張っていきたい」と池江と泳げたことを喜んだ。
なお東京五輪の派遣標準記録は53秒31には2秒04届かなかったものの、着実に本来の調子を取り戻してきた池江。今後のレース展開にも注目が集まる。
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