ルーマニア・ラシュノブで行なわれたノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第9戦で、18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅が、自らが持つ男女歴代最多勝利記録を60勝に伸ばし、女子最多となる106度目の表彰台に立った。
【PHOTO】さらなる活躍に期待!日本が誇るスキージャンパー高梨沙羅!
今月2勝と勢いにのる高梨だが、前日の第8戦では2位に留まった。しかし、この日は1本目から92メートルと好記録。続く2回目はヒルサイズを2メートル越える99メートルを飛び、合計239.2点で3勝目を飾り、通算60勝とした。この偉業には海外からも熱い視線が注がれている。
独メディア『skispringen.com』では、「サラ・タカナシがラシュノブで納得のいく勝利を収めた」と見出しを打ち、「ワールドカップ全体の戦いをエキサイティングなものにしている」と綴った。現在、ポイントランキングトップが、第8戦で優勝、第9戦で3位としたニカ・クリズナー(スロベニア)の611。5ポイント差の606で高梨が2位につけており、「総合優勝はクリズナーとタカナシの2人の熾烈な争いになる」と分析している。
また欧州スポーツ放送局『EUROSPORT』では、「日本のタカナシがワールドカップで60勝」と釘打ち、「スキー競技全体でもワールドカップ優勝回数で、タカナシは10位にランクインする」と24歳の活躍を称えた。「トップは、ノルウェーのマリット・ビョルゲンの114回(クロスカントリースキー)で、2018年にキャリアを終えている」と続けている。
4年ぶり5度目の総合優勝(年間王者)を狙う高梨。北京五輪プレシーズンの今季、残りの大会で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】さらなる活躍に期待!日本が誇るスキージャンパー高梨沙羅!
今月2勝と勢いにのる高梨だが、前日の第8戦では2位に留まった。しかし、この日は1本目から92メートルと好記録。続く2回目はヒルサイズを2メートル越える99メートルを飛び、合計239.2点で3勝目を飾り、通算60勝とした。この偉業には海外からも熱い視線が注がれている。
独メディア『skispringen.com』では、「サラ・タカナシがラシュノブで納得のいく勝利を収めた」と見出しを打ち、「ワールドカップ全体の戦いをエキサイティングなものにしている」と綴った。現在、ポイントランキングトップが、第8戦で優勝、第9戦で3位としたニカ・クリズナー(スロベニア)の611。5ポイント差の606で高梨が2位につけており、「総合優勝はクリズナーとタカナシの2人の熾烈な争いになる」と分析している。
また欧州スポーツ放送局『EUROSPORT』では、「日本のタカナシがワールドカップで60勝」と釘打ち、「スキー競技全体でもワールドカップ優勝回数で、タカナシは10位にランクインする」と24歳の活躍を称えた。「トップは、ノルウェーのマリット・ビョルゲンの114回(クロスカントリースキー)で、2018年にキャリアを終えている」と続けている。
4年ぶり5度目の総合優勝(年間王者)を狙う高梨。北京五輪プレシーズンの今季、残りの大会で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部