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格闘技・プロレス

「滅多にお目にかかれない形だ」“石頭TKO”!? 京口紘人の意外な防衛決着に海外メディアも驚嘆「戦いの凄まじさを…」

THE DIGEST編集部

2021.03.14

3度目の防衛を飾った京口。その戦いぶりは世界でも反響が広がっている。 (C) Getty Images

3度目の防衛を飾った京口。その戦いぶりは世界でも反響が広がっている。 (C) Getty Images

 念願のアメリカ・デビューは意外な決着を見た。

 現地時間3月13日、アメリカはテキサス州のダラスで、WBA世界ライトフライ級タイトルマッチが行なわれ、スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が、同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)に5回TKOで勝利。1年5か月ぶりの一戦で3度目の防衛に成功した。

 昨年12月に英興行大手『Matchroom』社と日本人で初めて複数試合の契約に合意し、今回がアメリカ初上陸となった京口。本場のボクシング・ファンからも熱視線を注がれるなかでの防衛戦でチャンプは、体格差を利したジャブ攻撃でじわじわと圧力をかけ、挑戦者とリングの中央で打ち合う展開に持ち込む。

 そして手に汗握る攻防が続いた5ラウンド、決着の時は突然訪れた。ベガの右フックが京口の左側頭部付近にヒットした瞬間だった。右手を痛めたようで挑戦者は苦悶の表情を浮かべながら後退すると、咄嗟にレフェリーが試合をストップしたのだ。

 自らの頑丈な頭が相手の拳を粉砕して防衛に成功した京口のタイトルマッチは、世界でも小さくない衝撃を与えている。米ボクシング専門メディア『BOXING SCENE』は、「キョウグチの頭部が挑戦者の右手を負傷させた」と、決着シーンを次のように描写した。

【動画】世界も驚いた『石頭』!? 京口紘人の圧巻TKOシーンはこちらでチェック
「5ラウンド目に勝負をかけるべく、決意を固めたメキシコの戦士だったが、繰り出した右手を痛めて戦い続けることができなかった。ベガはキョウグチの頭をヒットさせたが、苦しんで、身もだえ、王者に背を向けてしまった。激しい乱打戦を生き残ったキョウグチは滅多にお目にかかれない形でのTKO勝ちを収め、王座を保った」

 意外な決着ではあったが、京口のパフォーマンスそのものにも賛辞が寄せられている。フランス・メディア『Le Figaro』は、「結末はまさかだったが、ベガの負傷は王者キョウグチとの戦いの凄まじさを物語る結果だ」とレポートした。

「27歳のキョウグチは実力を示し、3度目の防衛を成功させた。このキャリアの10勝目は今まさに彼が絶頂期にある理由を証明するものだった」

 年内に2試合の開催を画策しているという『Matchroom』社の思惑を考えれば、京口がさらなるビッグマッチ、ひいては統一戦を戦うことへの期待も高まるが、果たして――。

構成●THE DIGEST編集部
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