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F1第6戦、角田裕毅が自己最高の7位でフィニッシュ!フェルスタッペンはラスト5周でクラッシュ、ハミルトンは…

THE DIGEST編集部

2021.06.06

我慢のレースを続けた角田が、自己最高の7位に入った。(C)Getty Images

我慢のレースを続けた角田が、自己最高の7位に入った。(C)Getty Images

 F1第6戦アゼルバイジャンGPの決勝が現地6月6日、バクー市街地コースで行なわれた。アルファタウリの角田裕毅は、難しいコースを完走して7位でフィニッシュ。開幕戦バーレーンGPの9位を上回る自己最高位でレースを終えた。

 予選で好タイムを叩き出し、自己最高の7番グリッドからスタートした角田。LAP1でアロンソに抜かれて8番手にダウンしたが、その後は安定した走りで周回を重ねていく。

 レースはLAP31でストロール(アストンマーティン)の左リアタイヤがバーストし、激しくクラッシュして赤旗に。さらにLAP47には、トップを快走していたレッドブルのフェルスタッペンがまさかのクラッシュを喫し、再び赤旗が振られた。

 その後、全選手がピットに入り、LAP49からスタンディングスタートでレースが再開。最後は残り2周の激しいスプリントレースとなるなか、角田は2台に抜かれて7位でフィニッシュラインを越えた。
 
 これで今季2度目のドライバーズポイント獲得となった角田は、レース前に「タイヤ戦略をうまく機能させれば、僕たちにとって良いレースになると思います」と語っていた手応えを、結果に結びつけることができた。チームの決定で拠点をイタリアに移し、フランツ・トスト代表の下で受けた改善プログラムの効果も出たと言えそうだ。

 レースは安定感ある走りを続けたレッドブルのペレスが今季初優勝。2位にはベッテル(アストンマーティン)が続き、角田のチームメイトであるガスリーが3位に入った。メルセデスのハミルトン(メルセデス)は最後のスプリントレースで勝負をかけたが、コースアウトして15位でレースを終えている。

 次戦はポール・リカール・サーキットで行なわれるフランスGP。日本が誇る若武者のさらなる奮起に期待したい。

 F1第6戦アゼルバイジャンGPの順位は下記の通り。

1 ペレス(レッドブル)
2 ベッテル(アストンマーティン)
3 ガスリー(アルファタウリ)
4 ルクレール(フェラーリ)
5 ノリス(マクラーレン)
6 アロンソ(アルピーヌ)
7 角田(アルファタウリ)
8 サインツ(フェラーリ)
9 リカルド(マクラーレン)
10 ライコネン(アルファロメオ)
11 ジョビナッツィ(アルファロメオ)
12 ボッタス(メルセデス)
13 シューマッハー(ハース)
14 マゼピン(ハース)
15 ハミルトン(メルセデス)
16 ラフィティ(ウィリアムズ)
17 ラッセル(ウィリアムズ)
- フェルスタッペン(レッドブル)
- オコン(アルピーヌ)
- ストロール(アストンマーティン)

構成●THE DIGEST編集部

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