F1第10戦のイギリスGPは7月17日、今季導入されたスプリント予選レースが初実施され、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はスタート時と同じ16位でフィニッシュした。
フラストレーションの残る予選を経て16番手スタートを切った角田は、キミ・ライコネン、ニコラス・ラティフィの先行を許したが、セルジオ・ペレスの単独スピンとラティフィのオーバーテイクによって順位を回復。残り数周ではアントニオ・ジョビナッツィに肉迫したが、最後まで抜くことはできずに終わった。
「今日のパフォーマンスには、明らかに失望しています。満足のいくポジションでフィニッシュできず、明日は同じ順位(16位)からレースをスタートします。予選までのFPが1回しかなく、今週末のフォーマットはルーキーにとってかなり難しいと感じますが、観客の皆さんには、この新しいスケジュールを楽しんでもらえたらと思います。今週末は車のパフォーマンスに苦労していたので、今夜はデータを確認し、明日のレースに向けて準備をしたいと思います」
チームの公式サイトを通して、初めてのセッションを振り返ったルーキーは、またレース後のインタビューでは「順位を考えれば、このレースは楽しくはありませんでした」「ストレートでのスピードが足りずに混乱しました。前の車(ジョビナッツィ)に近づいたものの、追い抜くまでには至りませんでした」と答えたが、この新たなレースフォーマットについては、エンターテイメントの見地から「良いと思います」と語っている。
チームメイトのピエール・ガスリーも12番手スタートの12位フィニッシュと低調な結果に終わっており、チームのジョディ・エッギントンTDは初日のセッションから事がうまく進んでいないことを認めた上で、「今日は我々にとって素晴らしい1日とはならなかった。明日のより長いレースでリカバーできるかどうかを確認する必要がある」とコメント。またチームはSNSで、角田について「ノーマルなレースに戻る明日(日曜日)は多くの有効な戦略がある。彼が16番手から何ができるかを見てみよう!」と期待を寄せた。
今GP開幕前のプレビューで「難しい週末になる」と自ら予想した通り、ここまでのセッションでは満足のいく結果を残せていない角田。彼だけでなく、チームもこれまでのレースと異なるアプローチを余儀なくされて苦労している中、決勝でいかなる巻き返しが図られるのかが注目される。
構成●THE DIGEST編集部
【関連動画】イギリスGPスプリントレースでのペレスのスピンシーン
フラストレーションの残る予選を経て16番手スタートを切った角田は、キミ・ライコネン、ニコラス・ラティフィの先行を許したが、セルジオ・ペレスの単独スピンとラティフィのオーバーテイクによって順位を回復。残り数周ではアントニオ・ジョビナッツィに肉迫したが、最後まで抜くことはできずに終わった。
「今日のパフォーマンスには、明らかに失望しています。満足のいくポジションでフィニッシュできず、明日は同じ順位(16位)からレースをスタートします。予選までのFPが1回しかなく、今週末のフォーマットはルーキーにとってかなり難しいと感じますが、観客の皆さんには、この新しいスケジュールを楽しんでもらえたらと思います。今週末は車のパフォーマンスに苦労していたので、今夜はデータを確認し、明日のレースに向けて準備をしたいと思います」
チームの公式サイトを通して、初めてのセッションを振り返ったルーキーは、またレース後のインタビューでは「順位を考えれば、このレースは楽しくはありませんでした」「ストレートでのスピードが足りずに混乱しました。前の車(ジョビナッツィ)に近づいたものの、追い抜くまでには至りませんでした」と答えたが、この新たなレースフォーマットについては、エンターテイメントの見地から「良いと思います」と語っている。
チームメイトのピエール・ガスリーも12番手スタートの12位フィニッシュと低調な結果に終わっており、チームのジョディ・エッギントンTDは初日のセッションから事がうまく進んでいないことを認めた上で、「今日は我々にとって素晴らしい1日とはならなかった。明日のより長いレースでリカバーできるかどうかを確認する必要がある」とコメント。またチームはSNSで、角田について「ノーマルなレースに戻る明日(日曜日)は多くの有効な戦略がある。彼が16番手から何ができるかを見てみよう!」と期待を寄せた。
今GP開幕前のプレビューで「難しい週末になる」と自ら予想した通り、ここまでのセッションでは満足のいく結果を残せていない角田。彼だけでなく、チームもこれまでのレースと異なるアプローチを余儀なくされて苦労している中、決勝でいかなる巻き返しが図られるのかが注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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