まだ、あどけなさの残る13歳が世界の舞台で偉業をやってのけた。
7月25日に行なわれたスケートボード・ストリート女子で、日本の西矢椛が堂々たる滑りを披露して、見事に金メダルを獲得した。
【PHOTO】13歳でのメダル獲得は日本史上最年少!スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛
大人顔負けの高難度トリックを繰り出した。4点台を2つ揃える滑りで予選を突破した西矢は、中山楓奈と西村碧莉とともに臨んだ決勝では、「トリック」で2度の失敗こそしたものの、その後に立て直して、世界の頂点に立った。
1992年バルセロナ大会競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した岩崎恭子を抜き、13歳10か月という日本史上最年少の五輪メダリストとなった西矢。試合後に歓喜の涙を見せた彼女は、試合後のインタビューで「途中まではもう勝てないと思っていた」と振り返った。
「周りの人が『いけるよ』と励ましてくれて、上手く乗れて、嬉しかったです。他の人も応援してくれているから最後まであきらめずにやろう思いました」
そんな日本のニューヒロインには、海外メディアからも賛辞が相次いだ。英公共放送『BBC』は、解説を務めたトム・ギア氏の「日本の13歳と16歳が金メダルと銅メダルを獲り、ブラジルの13歳が銀メダルだ。これって凄いことだよ」とのコメントを紹介。そのうえで西矢をこう評した。
「13歳のチャンピオンだ。本当に信じられない。最後にメダルを争った3人の平均年齢は14歳なのも驚きでしかない。ニシヤは恐れ知らずの滑りは本当に素晴らしいし、オリンピックにこの種目を追加したのは成功だと言える。我々は大胆不敵な13歳に魅了された」
試合後には、「世界で知らない人がいないくらい有名なスケーターになる」と宣言した西矢。彼女の今後の活躍からも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【東京五輪PHOTO】随時更新! 東京オリンピックで輝いた「日本人メダリスト」を一挙紹介
7月25日に行なわれたスケートボード・ストリート女子で、日本の西矢椛が堂々たる滑りを披露して、見事に金メダルを獲得した。
【PHOTO】13歳でのメダル獲得は日本史上最年少!スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛
大人顔負けの高難度トリックを繰り出した。4点台を2つ揃える滑りで予選を突破した西矢は、中山楓奈と西村碧莉とともに臨んだ決勝では、「トリック」で2度の失敗こそしたものの、その後に立て直して、世界の頂点に立った。
1992年バルセロナ大会競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した岩崎恭子を抜き、13歳10か月という日本史上最年少の五輪メダリストとなった西矢。試合後に歓喜の涙を見せた彼女は、試合後のインタビューで「途中まではもう勝てないと思っていた」と振り返った。
「周りの人が『いけるよ』と励ましてくれて、上手く乗れて、嬉しかったです。他の人も応援してくれているから最後まであきらめずにやろう思いました」
そんな日本のニューヒロインには、海外メディアからも賛辞が相次いだ。英公共放送『BBC』は、解説を務めたトム・ギア氏の「日本の13歳と16歳が金メダルと銅メダルを獲り、ブラジルの13歳が銀メダルだ。これって凄いことだよ」とのコメントを紹介。そのうえで西矢をこう評した。
「13歳のチャンピオンだ。本当に信じられない。最後にメダルを争った3人の平均年齢は14歳なのも驚きでしかない。ニシヤは恐れ知らずの滑りは本当に素晴らしいし、オリンピックにこの種目を追加したのは成功だと言える。我々は大胆不敵な13歳に魅了された」
試合後には、「世界で知らない人がいないくらい有名なスケーターになる」と宣言した西矢。彼女の今後の活躍からも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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