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「最高の試合だった!」9分26秒の死闘を制した大野将平の連覇を海外メディアも絶賛!「野獣のようだ」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.26

気迫の籠った柔道をみせた大野は、五輪連覇を飾った。(C)Getty Images

 7月26日、東京五輪の柔道 男子73キロ級決勝に出場した大野将平(旭化成)が、ジョージアのラシャ・シャフダトゥアシビリを破り、リオ・デ・ジャネイロ五輪に続く2連覇を達成した。

 まさに壮絶な戦いだった。互いに技を繰り出すも4分間で決着がつかず、延長戦に持ち込む展開に。大野は得意とする大外刈りを仕掛けるも、相手にうまくかわされ、惜しくもポイントを奪えない。それでも最後は支え釣り込み足を繰り出すと、これが見事に技ありとなった。

 この死闘に海外メディアからも熱い視線を注がれている。オーストラリア・メディア『7NEWS』は、「およそ5分半の延長の末、絶対的王者ショウヘイ・オオノがラシャ・シャフダトゥアシビリに粘り勝ちし、再び金メダルを獲得した」と速報を綴った。
 
 また米紙『Washington Post』などで執筆するグレッグ・ビチャム記者は、「最高の試合だった!」と絶賛すると、カナダで観戦していた放送局『Chessbrah TV』のエリック・ハンセン記者は、「ショウヘイ・オオノは野獣のようだ!楽しい決勝戦で遅くまで夜更かししてしまった」とコメントしている。

 これで60キロ級の高藤直寿、66キロ級の阿部一二三に続き、3日連続で金メダルと表彰台の中央を独占する日本男子。ちなみに五輪連覇は斉藤仁、野村忠宏、内柴正人に続いて4人目の快挙だった。

構成●THE DIGEST編集部

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