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バレーボール

「最高のチームだった」“龍神NIPPON”は奮闘を見せるも4強ならず。世界1位ブラジルにストレート負け【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.03

29年ぶりの決勝トーナメントに臨んだ日本代表。リオ五輪王者に奮闘するもストレート負けを喫した。(C)Getty Images

29年ぶりの決勝トーナメントに臨んだ日本代表。リオ五輪王者に奮闘するもストレート負けを喫した。(C)Getty Images

 東京五輪12日目の8月3日、バレーボール男子準々決勝に臨んだ日本代表は、リオ五輪王者で世界ランク1位のブラジルと対戦。セットカウント0-3(20-25、22-25、20-25)のストレートで敗れ、45年ぶりの4強進出はならなかった。

 1次リーグで3勝2敗のA組3位となり、29年ぶりの予選通過を決めた“龍神NIPPON”。迎えた決勝トーナメントもスターティングメンバーには変化を加えず、小野寺太志、髙橋藍、西田有志、関田誠大、石川祐希、山内晶大、そしてリベロに山本智大を起用した。

 試合は出だしから3連続ポイントを奪われるなど、ブラジルの早い攻撃に苦しい展開を強いられる。そのままセットを先取され、西田のサービスエースから始まった第2セットは日本が序盤からリードを保つも、中盤でブラジルが逆転。デュースに持ち込めず、2セットダウンとなった。
 
 後がなくなった第3セットも、ブラジルが強烈なスパイク、高いブロックで着々と得点を重ねる。日本はキャプテンの石川、西田のスパイクで食らいついていくが、最後は突き放されて試合終了となった。

 試合後、チーム最多得点の17得点を挙げた石川は「悔しいの一言」と心境を表現。「やはり相手の力に圧倒されてしまったことが敗因だったと思う。僕たちのいいプレーも出せたんですけど、それ以上に相手がいいプレーをしてきたので、そうなったときにまだ力がないなと改めて感じた」と内容を振り返っている。

 また、「最高のチームだったというふうに思う。負けてしまったけど、僕たちの持っているものはすべてこのコートに出すことはできたのかなと思う」とコメント。今後に向けては「さらに上を目指せるチームにしていかないといけないと思っている。この先は険しい道だと思いますけど、それをひとつひとつ乗り越えて行きたい」と力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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