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バレーボール

「レベルの高さに衝撃を受けている」イタリア初挑戦の西田有志が近況を報告!「新しいことばかり」

THE DIGEST編集部

2021.11.02

日本代表でも主軸を担う西田。新たなチームに順調に溶け込んでいるようだ。(C)Getty Images

日本代表でも主軸を担う西田。新たなチームに順調に溶け込んでいるようだ。(C)Getty Images

 バレーボール男子日本代表の西田有志が、鮮烈なデビューを飾った世界最高峰リーグについてやコート内外での近況を語った。所属先のトンノカリッポ・カラブリア・ヴィボヴァレンティアがその活躍ぶりを伝えるとともにインタビューの内容を公式HP上で公開した。

 西田は自身の海外初戦となったイタリア・セリエA開幕戦で3連続エースを繰り出し試合を決めると、続く第2節では白星こそ逃したものの、優勝候補筆頭のイタス・トレンティーノを相手に試合最多の20得点をマーク。現在3節を終えてエース9本を含む通算49得点を挙げて大活躍中だ。

 同クラブは好調なスタートを切った背番号「2」を、「驚異的な跳躍力、相手守備を翻弄する頭脳プレー、バラエティに富んだ攻撃やレセプションを不可能にさせるサーブ、これらのポテンシャルにより近い将来トップ選手の仲間入りを果たすだろう」とさらなる飛躍への期待を込めて称賛している。
 
 バレーボール界のビックネームが各国から集結するセリエA。西田は実際にコートに立った感想を、「並外れたレベルの高さに衝撃を受けている」と明かしつつ、「大勢のトッププレーヤーが存在するリーグで、自分の能力を測ることが楽しみ」と冷静にコメント。その言葉からは気負いやプレッシャーを越える強い向上心が感じられる。

 イタリア到着からおよそ2か月が経過した新天地での近況については、「大満足している。とても円滑にチームに溶け込めたことが何よりも良かった。僕にとって新しいことばかりだが、チームメートはベストな形で受け入れてくれ、全力で手助けをしてくれている。良好な環境を維持して行けば、チームは多くのポジティブな結果を手にできると確信している」と順調な様子を報告した。

 3節を終えて1勝2敗ではあるが、強豪との2試合で目を見張る戦いぶりを見せたヴィ―ボヴァレンティア。主軸を担う日本代表オポジットは今シーズンに向けて、「時間とともにチームはもっと成長していくと思う。シーズンはまだ始まったばかり。目標は自分とチームのそれぞれがレベルアップしていくこと」と明言。「現時点で、このチームには順位でよいポジションを狙える可能性が大いににあると感じている」と意欲を語った。
 

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