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「要所で悔いが残る1年半」国内戦を終えた渋野日向子が今季を総括! 2週後の米予選会は「集大成でなくスタート地点」

THE DIGEST編集部

2021.11.21

12位タイで今季国内戦を締めくくった渋野。12月の米予選会ではどんな活躍を見せられるか。(C)Getty Images

 11月21日、女子ゴルフ国内ツアー『第40回大王製紙エリエールレディスオープン』(愛媛県/エリエールゴルフクラブ松山)は競技の全日程を終え、注目の渋野日向子が通算9アンダーでホールアウト。首位と8打差の12位タイで今季の自身最終戦を締めくくった。

 19位タイからボギー発進となったこの日、前半3、4番で連続バーディを奪うと、9番でもバーディと順調にスコアを伸ばしていく。後半は15番でボギーを喫したものの、11、18番をバーディとしてフィニッシュ。5バーディ・2ボギーの「68」で最終ラウンドをまとめた。
 
 公式会見では、最終ラウンドの内容に「1、2番のミスから修正はできたけど、パッティングでもったいないことをしてしまったので…。3アンダーでも個人的に悔しい」と唇を噛んだ渋野。今後は次週の『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』を欠場し、2週後に開催の米ツアー最終予選会に臨む予定だ。

 一足先に国内戦を終えて「色々考えるとちょっとずつ大人のゴルフができるようになったと感じている。要所で悔いの残る1年半だったと思うし、まだ伸びシロが沢山あるなと思えるシーズンだった」と総括すると、米予選会へ「集大成という感覚はないですし、むしろスタート地点だと思っている」と思いを明かしている。

構成●THE DIGEST編集部

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