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格闘技・プロレス

“目覚めた”武藤敬司、渾身のシャイニングウィザードで「紙一重の試合」を制す! 田中将斗は元旦二冠へ丸藤撃破【ノア】

THE DIGEST編集部

2021.12.08

必殺のシャイニングウィザードを望月に炸裂する武藤。試合後には余裕を感じさせるコメントを残した。(C) プロレスリング・ノア

必殺のシャイニングウィザードを望月に炸裂する武藤。試合後には余裕を感じさせるコメントを残した。(C) プロレスリング・ノア

 12月7日、プロレスリング・ノアは後楽園ホールで『MAN CRUSH 2021』を開催した。

 今大会では来年早々のビッグマッチに向け、注目の一戦が組まれた。元SKE48である松井珠理奈さんの“とりなし”によって、来年の元旦に日本武道館大会で開催されるGHCタッグ選手権試合で、王者組の武藤敬司と丸藤正道に立ち向かう、「M'sアライアンス」の田中将斗と望月成晃がそれぞれシングルで前哨戦を行なったのだ。

 まず、第5試合で望月が武藤と対戦。前者は得意のキックから足4の字固めや首固め、ラ・マヒストラルで後者を追い込むも、終盤に形成を逆転されると、最後はシャイニングウィザードの連発で屈した。

 試合後、望月に拒否されてしまった武藤はバックステージで、「実は非常に紙一重の試合だった。あいつの動きとか、本当にシャープで、目が覚めたよ」と話し、チャレンジャーの勢いを称えた。
 
「実は今日、俺は今年最後の試合なんで。そのなかで、望月に刺激をもらいましたよ。たぶん若干体重は俺のほうが重いから、その分で勝敗がちょっとこっちに転んできただけであって、本当に緊張感のある試合だった。今年もありがとうございました。また元旦から来年頑張っていきますので、よろしくお願いします」

 どこか余裕も感じさせた武藤に対し、望月も「武藤敬司相手に初シングルで、そうそう勝てるとは思ってないよ。でも、これはGHCタッグの前哨戦だから。今日1つ収穫がある」と手応えを口にした。

「最後はやられたけど、まぁまぁ俺のペースで、いつもゆっくりやる武藤さんを速く動かさせたっていうところ。まずはああいう人を倒すには、あの人の世界を少しでも崩さないといけないと思ったんで。そういう意味で、今日は収穫です。これを必ず元旦に繋げます」
 
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