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モータースポーツ

角田裕毅、F1最終戦初日は ガスリーを上回る好走!海外専門メディアは「今季最高の金曜日!」と絶賛

THE DIGEST編集部

2021.12.11

チームメイトのガスリーをも上回る好パフォーマンスでフリー走行を終えた角田。(C)Getty Images

チームメイトのガスリーをも上回る好パフォーマンスでフリー走行を終えた角田。(C)Getty Images

 2021年のF1最終戦となるアブダビ・グランプリが開幕。12月10日には2回のフリー走行(FP1、FP2)が行なわれ、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は好発進を切った。

【動画】貴重な角田目線!オンボードカメラからの様子をチェック

 ルーキーとしてのラストレースでポイント獲得を狙う角田は、FP1では出走までに時間を擁して23周に止まったが、ベストタイムはトップのマックス・フェルスタッペンから0.369秒差で5番手となる1分25秒378を計測。チームメイトのピエール・ガスリー(7番手)を上回ると、26周を走行したFP2でも7番手となる1分24秒532でチームトップを維持した。

 このアブダビでは、ラストレースを迎えるホンダへの感謝を込めてスペシャルヘルメットを使用し、SNSに「ありがとう。ついにホンダラストレース。僕だけじゃなく世界のドライバーたちに夢を与え続けてくれて本当に感謝しています。2017年からホンダさんの大きなサポートの上ここまでこれました。最後のレースもチームホンダと共に戦います!」と投稿した角田は、初日を終えて「今日は良い1日でした。視線は明日に向いています」と綴るとともに、チーム公式サイトでもこの日のセッションを振り返っている。
 
「このコースは昨年のヤングドライバーテストで走った経験があります。今季はこういったケースは稀であり、この経験は週末のアプローチにおいて、とても助けになります。新しいコースレイアウトについて、とても楽しんでいます。

 まだいくつもやるべきことはありますが、ペースはとても良いと思います。2台で多くのデータを得たことで、明日も改善を続けられます。目標は予選でまたQ3に進出すること。ここでは力強さが見られ、レースペースも良さそうなので、ここぞというところでうまくまとめる必要があります」

 チームも角田についてSNSで「新しいレイアウトのコースで、うまく、迅速にスピードを上げている」と高評価。角田はタイムアタック時だけでなく、ロングランにおいても一定のタイムを維持する好パフォーマンスを発揮したが、チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルスは、「FP2では路面温度が低いなかでソフトタイヤが問題になる可能性があったが、予想よりも持ちこたえた」と、ポジティブにこれを振り返っている。
 
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