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男子ハーフパイプの日本勢は「イベントを席巻するかもしれない」。開幕が迫る北京五輪へ米メディアが警戒!

THE DIGEST編集部

2022.01.30

五輪2大会連続で銀メダルの平野歩。今季のW杯で3戦2勝とブランクを感じさせない活躍ぶりだ。(C)Getty Images

五輪2大会連続で銀メダルの平野歩。今季のW杯で3戦2勝とブランクを感じさせない活躍ぶりだ。(C)Getty Images

 開幕まで残り1週間を切った北京五輪。直前に迫った一大イベントへ向けて、“スノーボード界のレジェンド”を擁するアメリカでも徐々にムードが高まっているようだ。

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 現地時間12月29日、米放送局『NBC Olympics』は、同イベントにおけるスノーボード競技を特集。そのなかで男子ハーフパイプについては、過去3度の金メダルを誇るショーン・ホワイト(米国)を取り上げたうえで、好調を維持する日本勢の活躍に警戒の色を示している。

 ソチ、平昌五輪と2大会連続で平野歩夢(TOKIOインカラミ)の金メダル獲得を阻んだ名勝負でも馴染みのあるホワイトは、今大会後に現役を引退すると表明済み。昨年12月には、同局のニュース番組『Today』にて、「これが、私の最後の滑りになると思う」と話している。
 
 そんなホワイトのライバルとして記事内では、平野歩、平野流佳(太成学院大)、戸塚優斗(ヨネックス)をピックアップ。「おそらくこのスポーツで最も革新的なトリックのトリプルコークを決めており、イベントを席巻する可能性がある」と紹介し、スコッティ・ジェームス(オーストラリア)とともに、今大会の優勝候補として見なしているようだ。

 昨夏の東京五輪スケートボード競技に出場した平野歩は、それから半年足らずで今季のW杯3戦2勝と順調な仕上がりを見せている。昨年12月の『Dew Tour』では超大技「トリプルコーク1440」を史上初めて成功させており、日本のエースとして各方面から期待値が高い。

 また戸塚も、昨季の冬季Xゲーム、世界選手権で初制覇と驚異的な強さを見せている。さらに、平野流は今季のW杯開幕戦を制し、平野歩の弟にあたる海祝(日大)も今月のXゲームで表彰台に立った。それぞれ上り調子で本番を迎える日本勢だが、はたしてホワイトとのメダル争いはどのような結末を迎えるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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