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「悔しい」銀メダルも気丈な対応。高木美帆の潔いひと言にファン感動「涙が出ました」「人として凄い」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.08

2大会連続の銀メダルに輝いた高木。悔しさをにじませながらインタビューに臨んだ。(C)Getty Images

 北京五輪3日目の2月7日、スピードスケートの女子1500mが行なわれ、日本選手団の主将も務める高木美帆が、2大会連続の銀メダルに輝いた。

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 最終15組で登場した高木は、エリザベータ・ゴルベワ(ROC)と同走で力強いスタートを見せるも、1分53秒72で2位に。オリンピック記録を出したイレイン・ブストの1分53秒28に届かず、悲願の金メダルはお預けとなった。

 試合後のインタビューでは、「前回のオリンピックは金メダルが獲れなかった悔しさとメダルが獲れたことの嬉しさが入り混じった1500メートルだったんですけど、今回はメダルが獲れたことよりも金メダルを逃したことの悔しさがすごい強いなと思っています」と胸中を明かし、「金メダルを獲ったブスト選手が強かったなとも思っている」と王者を称えた。

 金メダルの重圧に対して「どの選手がどんなタイムを出しても、私がベストを尽くすことには変わらないので、そのことに関するプレッシャーは感じませんでした。ただ、自分の実力が彼女より劣っていたということかなと思います」と自身を見つめ直した。
 
 この高木の対応に、ネット上では反響が相次いだ。「涙が出ました」「こちらも悔しくて悔しくて」「でも2大会連続の銀メダル素晴らしいです」「こう言えるって人として凄い」「かっこいい」「金メダルとらせてあげたかった」「残りの種目も頑張ってください」「どうか最後まで楽しんで」などと、様々な反応が寄せられている。

 今大会では5種目に挑戦している高木美帆。この後出場する500m、1000m、そして団体パシュートでのパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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