2月9日に大会6日目を迎えた北京五輪は、雲頂スノーパークにてスノーボード男子ハーフパイプ予選を実施。日本から出場した4人が傑出した存在感を発揮し、それぞれ上位12人の決勝へ駒を進めている。
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その中でもトップの数字を出したのが、2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)だ。トップバッターとして滑り出した1本目で87.25点を叩き出すと、2本目はそれを上回る93.25点をマーク。大技「トリプルコーク1440」を封印しながらも、全体トップ通過となった。
さらに、今季のワールドカップ(W杯)開幕戦王者の平野流佳(太成学院大)は87.00点の3位、昨季世界王者の戸塚優斗(ヨネックス)は84.50点で6位通過。歩夢の弟であり、先月のXゲームで表彰台に立った海祝(日大)は、77.25点の9位で突破を決めている。
全体を2位で通過したのは、91.25点をマークした平昌五輪銅メダルのスコッティ・ジェームス(オーストラリア)。五輪3勝王者で今大会限りでの現役引退を示唆しているショーン・ホワイト(アメリカ)は、1本目を転倒したものの、2本目の86.25点で4位通過した。
構成●THE DIGEST編集部
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