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「絶対的な王のレベルにいる」予選トップ通過の平野歩夢に海外メディアも「見ていて本当に楽しい」と賛辞!【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.09

2大会連続銀メダルの平野。順調な仕上がりを見せる今大会で“3度目の正直”となるか。(C)Getty Images

2大会連続銀メダルの平野。順調な仕上がりを見せる今大会で“3度目の正直”となるか。(C)Getty Images

 日本のエースが見せた“圧巻パフォーマンス”に海外メディアも沸いている。

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 現地時間2月9日、雲頂スノーパークにて北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプ予選が行なわれ、悲願の金メダルを狙う平野歩夢(TOKIOインカラミ)は全体トップで決勝進出。スケートボードで出場した昨夏の東京五輪からわずか半年とは思えない貫禄の内容で、順調な仕上がりを見せた。

 この日、トップバッターとして滑り出した1本目から87.25点を叩き出した23歳は、続く2本目でそれを上回る93.25点をマーク。昨年12月の『Dew Tour』で史上初めて成功させた大技「トリプルコーク1440」を温存したが、ダブルコークを5つ決める圧巻のパフォーマンスだった。
 
 堂々たるパフォーマンスには、海外メディアからも賛辞の声が相次いでいる。まず、カナダ放送局『CBC』は、公式Twitterにプレー動画を掲載したうえで、「(解説者を務めていた元スノーボーダーの)クレイグ・マクモリス氏が見たことのないような最高の滑りを見せた」と称賛した。

 さらに、米紙『USA Today』のレイチェル・アクソン記者は、「日本のアユム・ヒラノは14歳頃から取材しているが、あの子のライディングは見ていて本当に楽しい」とツイート。米放送局「KEZI」のアンドリュー・G・ハウブナー氏も、「絶対的な王者のレベルにいる」と思わず呟いた。

 4位通過を果たしているカリスマのショーン・ホワイト(アメリカ)との“因縁対決”にも注目が高まる平野。11日の決勝へは「(トリプルコーク1440の)完成度を極めたいなと思います」と意気込んでいるが、表彰台のトップに立てるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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