２月11日、雲頂スノーパークにて北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝が行なわれ、２大会連続銀メダルの平野歩夢（TOKIOインカラミ）は、96.00点で金メダルを獲得。２位に終わっていたソチ、平昌大会のリベンジを果たし、ついに表彰台のトップに立った。

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　先日の予選ではトップ通過を決め、決勝へ向けて「完成度を極めたい」と充実感をにじませていた平野。その１本目は転倒があったものの、五輪初の大技「トリプルコーク1440」をしっかりと決め、さらに２本目はこれを決めたうえで滑り切る。さらに３本目もノーミスで決め、悲願の勝利を確定させた。
  　また、歩夢の弟であり、先月のXゲームで表彰台に立った海祝（日大）は75.50点の９位フィニッシュ。昨季世界王者の戸塚優斗（ヨネックス）は69.75点の10位、今季のワールドカップ（W杯）開幕戦王者の平野流佳（太成学院大）は、13.00点の12位に終わっている。

　銀メダルに輝いたのは、２本目で92.50点を叩き出した平昌五輪銅メダルのスコッティ・ジェームス（オーストラリア）。五輪３勝王者で今大会限りでの現役引退を表明しているショーン・ホワイト（アメリカ）は86.25点をマークしたものの、４位で表彰台には届かなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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