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「心温まるものでした」整氷作業を手伝う“ゆづドゥンドゥン”の振る舞いに中国メディアが注目!「真剣に取り組んでいた」【北京五輪】

THE DIGEST編集部

2022.02.20

競技外での羽生の振る舞いも中国では注目されている。(C)Getty Images

 2月19日、フィギュアスケート男子シングルで4位の羽生結弦がエキシビションの公式練習後にボランティアと製氷作業を行なった。元王者の振る舞いに中国国内では注目度が高まっている。

 20日のエキシビションに向け、前日にはメインリンクで『春よ、来い』を練習した27歳。同様にメインリンクで他選手も最終調整を行ない各自でリンクを引き上げるなか、羽生だけが最後まで残った。

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「リハーサル後、ハニュウは率先してボランティアと一緒に氷を修復してくれた」と写真付きで中国スポーツ専門メディア『818体育』が報じた。今大会公式マスコット「ビンドゥンドゥン」を連想させるパンダの被り物を着用した日本のスターが、製氷スタッフを手伝ったのだという。
 
 同メディアは、「アイスリンクに立ち、氷が割れている場所を確認。氷の傷を見つけると、すぐに修復した。ハニュウは真剣に前かがみになって取り組んでいた。他のスタッフと同様に本格的に働いており、バケツで数枚の氷を取ると、リンクの穴に詰めこんだ」と克明に記している。

 最後には「ボランティアがハニュウに写真をリクエスト。ハニュウは快諾してくれ、とても心温まるものでした」とまとめている。またパンダの帽子についても触れ、「何度見直しても可愛い」と評した。

 国内外問わず人気を誇る羽生。実績のみならず競技外の行動でもファンを魅了しているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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