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格闘技・プロレス

「イノウエは弱点を晒した」WBO王者テテ陣営が井上尚弥を挑発!「恐れはしない」と挑戦状を突き付ける

THE DIGEST編集部

2019.11.10

ドネアとの熱戦を制した井上に対し、WBO王者のテテ陣営が挑発。早くも対戦実現に動き出している。 (C) Getty Images

ドネアとの熱戦を制した井上に対し、WBO王者のテテ陣営が挑発。早くも対戦実現に動き出している。 (C) Getty Images

“バンダム級世界最強”となった井上尚弥に早くも挑戦状が突き付けられた。

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム決勝でWBA・IBF王者の井上尚弥が、WBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。見事に同階級の頂点に立った。

 試合後には、アメリカ興行王手のトップランク社との正式契約、さらには今後2試合をアメリカで開催することも決定した井上。そんなチャンピオンの次戦に注目が集まる中、挑戦状を叩きつけたのは、WBO同級王者ゾラニ・テテを契約している英国人大物プロモーターのフランク・ウォーレン氏だ。

 タイソン・フューリーやアミール・カーンと言ったトップランカーを顧客に持つ英国大手『クイーンズベリープロモーションズ』の総帥であるウォーレン氏は、英紙『Daily Star』のコラムで、「ナオヤ・イノウエはバンタム級で世界最高と信じているかもしれない。しかし、彼は本当に最高になる前にゾラニ・テテを倒さなければいけない」と主張した。

「そして、私はイノウエの新たなプロモーターとなったボブ・アラムにすぐに電話をすることになる。我がテテは、次なるファイトための準備ができていると、告げるためにね」
 

 17年に世界タイトル戦史上最速記録となる11秒KOで、世界に衝撃をもたらしたテテは、井上と対戦する可能性のあったファイターだった。18年10月に開催されたWBSSの初戦でミーシャ・アロイヤンに判定勝ちを収め、4月27日の準決勝でドネアと対戦予定だったが、試合3日前に肩の故障で欠場を余儀なくされていた。

 そうした事情もあり、ウォーレン氏は、負傷離脱を余儀なくされたテテを倒してこそ、バンタム級最強を名乗る条件だと訴えているわけだ。さらに同氏は、今月30日にテテが迎えるジョン・リエル・カシメロとの統一戦について、「我々は彼(テテ)こそが世界最強だと知っている」と自信を漲らせつつ、“モンスター”井上との対戦実現をアピールした。

「ドネアと彼の対戦は確かに年間の最優秀ファイト候補だ。そして、イノウエは様々な嵐を巻き起こした。だが、彼は弱点の持ち主であることも我々に示してしまっている。テテほど、その弱点をさらけ出せるファイターはいない。37歳になるドネアがイノウエをあそこまで追い詰めることができたのならば、もっとフレッシュなテテは間違いなく“モンスター”を倒すことができる。だから、我々はこの対戦が実現することに恐れはない」

 井上は、7日に弟の拓真を撃破したWBC世界王者のノルディ・ウーバーリへの“敵討ち”を熱望したが、このウォーレン氏の挑発を受け、次戦の相手はテテとの統一戦になるかもしれない。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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