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フィギュア

「有望株からスターへ」五輪デビューの鍵山優真をメキシコメディアが激賞!「日本の皇位継承者」と今後へも高い期待

THE DIGEST編集部

2022.02.24

初の五輪で素晴らしいパフォーマンスを披露した鍵山。海外メディアからも高い評価を受けている。(C)Getty Images

初の五輪で素晴らしいパフォーマンスを披露した鍵山。海外メディアからも高い評価を受けている。(C)Getty Images

 熱戦の連続となり、数々のドラマが繰り広げられた北京五輪。すでに幕を閉じたものの、選手たちの活躍は人々の記憶に色濃く残り続けている。

【北京五輪PHOTO】初の五輪で自己ベストを大幅更新、銀メダル獲得!北京で躍動する鍵山優真のフレッシュな姿をお届け

 大会前から様々な注目を集めていたフィギュアスケートでも、日本選手の滑りは終始、高い評価を得ていた。序盤の団体戦では初の銅メダル、男女のシングルでも計3つのメダルと、多くの選手が躍動している。その中でも、初出場の鍵山優真は特に輝きを放った存在だったことは間違いない。

 2月7日の団体戦フリーでは、華々しくオリンピックデビューを飾った。この時点でのシーズンベストとなる208.94点は、ネイサン・チェン、羽生結弦に次ぐ歴代3位という高得点を記録し、強烈なインパクトを残した。

 高い注目度の中で行なわれた男子シングルでも、さらに存在感が際立つ。8日のショートプログラムでは2種類の4回転ジャンプを決め、自己ベスト108.12点で2位とメダル圏内につける。2日後のフリーでは「自分の100%を引き出せた」という滑りで、世界王者チェンに次ぐ銀メダルを手にした。
 
 ハイレベルな争いとなった男子フィギュアスケートの争いには、海外からも熱視線が送られた。メキシコメディア『MARCA Claro』は、北京五輪のフィギュアスケート競技を振り返り、その中で鍵山の滑りを称えている。    

 記事では「日本の『皇位継承者』ユウマ・カギヤマ」と銘打たれており、「日本はフィギュアスケート界のトップとしての地位を確立しており、2022年の北京五輪では新たなレジェンドが登場した」として鍵山への評価を述べている。

 続けて「チームプログラムでは日本の銅メダルに貢献し、個人戦では310.05点を挙げ、銀メダルを獲得した」と今大会の記録とともに「4回転ジャンプや夢のような演技、テクニックを情熱的に披露し、この冬のトップスポーツイベントで自身を有望株からフィギュアスケートのスターへと飛躍させた」として今大会での滑りを絶賛した。

 北京のリンクで見せた3度の演技は、どれもが人々を充分に惹きつけるものだった。さらなる上を目指し、鍵山優真は成長を続ける。

構成●THE DIGEST編集部

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