格闘技・プロレス

井上尚弥vsフルトンに米識者から「挑戦してほしい」との期待! 早くもバトラー戦には「モンスターがKOだ」との声

THE DIGEST編集部

2022.07.03

無敗街道を突き進んできた井上(中央)。フルトン(左)、バトラー(右)との対戦について識者からも期待が寄せられている。(C)Getty Images、AP/AFLO

 早くも"モンスター"の次なる闘いに熱い視線が注がれている。

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 現地時間7月1日、米老舗誌『The Ring』は、「2022年後半に最も観たい試合」について特集記事を掲載。そのなかで、WBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級統一王者として君臨する井上尚弥(大橋)にも、ボクシング界の識者から様々な期待が寄せられている。

 まず、TVアナリストのスティーブ・ファルフード氏は、テレンス・クロフォードvsエロール・スペンスJr.(ともに米国)を「圧倒的な選択」としつつも、「別のルート」として井上vsスティーブン・フルトン(米国)をピックアップ。「イノウエがバンタム級で手に負えない存在なのは、現時点で明らかだ」と、その評価を改めて記した。

 さらに、「122ポンド(スーパーバンタム級)統一王者のフルトンに挑戦してもらいたい」と願望を綴ると、そのフルトンに関しては、「単に体が大きいだけでなく、万能で強く、機動力があり、すでに実績がある」と分析。「イノウエには挑戦者が必要であり、フルトンはそれを提供するファイターだ」とまとめている。

 また、プロトレーナーのルディ・ヘルナンデス氏(メキシコ)は、井上vsポール・バトラー(英国)の世界バンタム級4団体統一戦を観たい試合に挙げ、「バトラーは生き残りをかけたボクシングを展開し、試合は長引かせるはずだ」とコメント。そのうえで、「ただ、"モンスター"イノウエが、後半に追いついてKOするだろう」と綴った。

 現在、バトラー戦の年内開催に向け、交渉が進んでいるとされている井上だが、はたしてどうなるのか。今後の展開からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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