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田中希実が1500mで日本史上初の準決勝進出! 積極的なレースで今季ベストの4分5秒30【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2022.07.16

ラスト50mで1人に交わされ、予選7着となった田中。(C)Getty Images

 現地時間7月15日、米国のオレゴン州で開幕した世界陸上。初日、女子1500m予選(各組6着+6人)に登場した田中希実(豊田自動織機)は、シーズンベストとなる4分5秒30を記録。着順で拾われ、同種目日本人初の準決勝へ駒を進めた。

 今大会800m、1500m、5000mと3種目にエントリー。1種目目とした1500mの予選では、スタートの号砲とともに先頭へ飛び出した。900mで前を譲る形で順位を下げるも、粘りを見せた。ラスト200mでは6番手につけた田中だが、最後の50mで1人に交わされ、7着フィニッシュ。
 
 準決勝は、日本時間17日午前11時5分に行なわれる。東京五輪では8位入賞を果たした田中は、これを上回る結果を出せるだろうか。

 その他、日本から出場した卜部蘭(積水化学)は1組14着4分14秒82で予選敗退を喫した。

構成●THE DIGEST編集部

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