現地時間7月22日、オレゴン世界陸上の8日目には男子4x100m リレー予選(各組3着+上位2チーム)が行なわれ、サニブラウン・アブデル ハキーム(タンブルウィードTC)と小池祐貴(住友電工)を欠いた日本は38秒78で1組の4番手でフィニッシュ。だが、その後バトンミスで失格となった。
7月18日に小池祐貴(住友電工)が新型コロナウイルス感染が判明。さらにサニブラウン・アブデル ハキーム(タンブルウィードTC)は疲労のため欠場となった日本。この日は1走・坂井隆一郎(大阪ガス)、2走・鈴木涼太(スズキ)、3走・上山紘輝(住友電工)、4走・柳田大輝(東洋大)といったフレッシュな顔ぶれで3レーンで登場した。
レースは、まず1走の坂井が好スタートを切ったのだが、2走の鈴木と3走の上山へのバトンパスが間延び。それでも諦めず上山と柳田でゴールまでバトンを運んだ。
3大会連続のメダルを獲得に向けていた日本だが、東京五輪に続き失格となった。これに上山は「メダルを狙っていたところで、2(走)、3(走)のところでバトンミスをして、こういう結果になったのは凄い悔しい」と悔しさを露わにしたうえで、「もっと自分の力を上げてしっかり勝負していかないといけないなと思いました」と反省を口にした。
構成●THE DIGEST編集部
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