ゴルフ

元世界ランク1位のマキロイがファンの悪事に激怒!リモートボールで妨害するファンに中継も混乱「最もとんでもない事件だ」

THE DIGEST編集部

2022.08.23

ローリー・マキロイがファンの行動に憤慨し、リモートボールを池に投げた。(C)Getty Images

 元世界ランク1位のローリー・マキロイ(英国)がファンの悪事に憤慨した。

 現地時間8月20日、米男子ゴルフツアー『BMW選手権』の3日目が行なわれた。15番パー3でマキロイは1打目にカップから4メートルほど離れたグリーンにつけ、同組で回るスコット・ストーリングス(米国)はバンカーにはまったはずだった。

 しかし2球だけのはずが、3球目がグリーン上にあったのだ。カップの周りで不自然な動きをするボールだった。なんと同ボールは、グリーンの脇に侵入した男性客がコントローラーでボールを操作していたのだ。

【動画】「最もとんでもない事件だ」マキロイが激怒したファンの行動をチェック

 マキロイは遠隔操作されるボールをグリーンの外へ追いやろうとパターではじいたが、すぐにカップの近くに戻ってきた。このファンの悪事に腹を立てたマキロイは、ボールを拾い上げると、近くの池へ投げこんだ。
 
 これには同大会を中継するテレビ局も混乱していたようだ。アナリストのロベルト・アルゲーロ氏が「一瞬、スコット・スタリングスのボールが動いたのかと思い混乱した」と話すと、アンドレス・ゴンザレス氏も「私もです。スコットはバンカーショットを打ったあと、なんでローリーはホールに近いところにいるんだろうと思っただろう」とコメント。するとアルゲーロ氏は「ローリーはボールを打っていたしね」と返答した。

 選手のプレーを妨害した同ファンの行動を米専門誌『Golf Digest』は、「最もとんでもない事件だ」と非難。想定外のファンの悪事に関係者の誰もが驚かされた。同じことが再び繰り返されないように、対策を講じる必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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