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「驚異的なプレーだった」張本智和の目覚ましい“覚醒”に中国メディアが警戒!「多くの可能性を秘めている」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2022.10.11

中国のエースを倒し、雄叫びをあげた張本。見事なプレーだった。(C)Getty Images

 現地9月30日から10月9日にかけて中国・成都で世界卓球の団体戦が行なわれ、日本男子は2大会ぶりに銅メダルを獲得。1位は中国、2位はドイツだった。

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 準決勝は、戸上隼輔(明治大学)、張本智和(IMG)、及川瑞基(木下グループ)の3人で中国に挑んだ日本男子。マッチカウント2対3で敗れたものの、世界ランク4位の張本が同1位の樊振東(ファン・ジェンドン)、同11位の王楚欽(ワン・チューチン)を撃破。"強敵"相手に確かな爪痕を残した。

 この"日本のエース"が巻き起こした快進撃は、「卓球大国」である中国でも連日のようにテレビやネットなどで報道されている。そんななか、中国メディア『捜狐体育』は、以下のようにレポートした。

 まず同メディアは、冒頭で「最も重要な点は、トモカズ・ハリモトが男子準決勝で驚異的なプレーを披露し、中国卓球の主要選手であるワン・チューチン、ファン・ジェンドンを打ち破ったことだ」と驚きをもって伝えると、続けて「彼のパフォーマンスは、本当に素晴らしかった」と称賛した。

 さらに記事では、張本を高く評価しているという"中国のエース"馬龍(マ・ロン)のコメントも紹介。「この2年間の彼(ハリモト)の進化を見て、中国男子はハリモトに対する警戒レベルを上げる必要がある」と目を光らせている。

 また同メディアは「ハリモト(19歳)は年齢も若く、多くの可能性を秘めている。彼は中国卓球にとって最大の脅威となるだろう」と伝えると、続けて「ファン・ジェンドン(25歳)は今がピークだが、マ・ロン(33歳)は年を取り過ぎている」と記述。中国の若手選手はまだ不安定でもあるため、張本をより警戒する必要があると見解を示した。
 
 同大会を終えたあと、張本は自身のインスタグラムを更新。現在の率直な想いをこう記している。

「世界卓球2022銅メダルでした 最高のチームで最高のプレーができました!中国にもあと一歩、次は絶対に勝つ!たくさんの応援ありがとうございました!!!」

 一歩一歩、着実に前進している日本。"打倒中国"に向けて、次はどんな戦いを見せてくれるか楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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