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モータースポーツ

“弔いレース”で13戦ぶりに入賞した角田裕毅を「素晴らしいカムバック」と専門メディアが称賛!チームには辛口評価も

THE DIGEST編集部

2022.10.25

第19戦アメリカGPで13戦ぶりに入賞を果たし、ポイントを獲得した角田裕毅。(C) Getty Images

第19戦アメリカGPで13戦ぶりに入賞を果たし、ポイントを獲得した角田裕毅。(C) Getty Images

 F1第19戦のアメリカ・グランプリは10月23日に決勝が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は10位でフィニッシュし、13戦ぶりにポイント獲得を達成。さらにフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)のタイムペナルティーにより、9位に繰り上がりとなった。

 予選ではペース不足に苦しんで15番手に終わった角田はギアボックス交換によって19番手からの決勝スタートとなったが、オープニングラップで14番手まで浮上するなど、好パフォーマンスを発揮。最高で7番手まで順位を上げる。

 途中、チームメイトのピエール・ガスリーに接近し、長くトレインに引っかかって時間とタイヤを無駄にした後、ピットインでタイヤをミディアムからハードに替えると、以降はペースが上がらず、前を走る車を抜きあぐねていたが、終盤に2台のオーバーテイクに成功し、第6戦スペインGP以来の入賞を果たした。
 
 今季通算ポイントをランス・ストロールと並ぶ13(ランキング16位)とした角田は、公式サイトを通して「今日のレースは本当に厳しいものでしたが、楽しいものでもありました。長いブランクを経てトップ10に戻ることができ、満足しています。ポイント圏内でフィニッシュできたこと、そして(22日に亡くなった)レッドブル共同創業者のディートリヒ・マテシッツ氏に敬意を表することができ、とても嬉しく思います」と喜びを表わし、以下のように続けている。

「ミディアムタイヤでのペースは非常に良く、これは全く予想外のもので、幾つか良いオーバーテイクもできました。一方で、ハードで少し苦労したことは残念でした。このコンパウンドがなぜうまく機能しなかったのかを確認する必要があります。それでも全体的には、再びポイントを獲得できたことを喜んでおり、これをシーズンの終わりまで継続できればと思います」
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