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GⅠ載冠馬ドルチェモアはマイル路線向きか!? 才能の片鱗見せたレイベリングを来春クラシック候補に推したい理由【朝日杯FS】

三好達彦

2022.12.22

1番人気の期待に応え、良血ドルチェモアが無傷のデビュー3連勝でGⅠ載冠を果たした。写真:産経新聞社

1番人気の期待に応え、良血ドルチェモアが無傷のデビュー3連勝でGⅠ載冠を果たした。写真:産経新聞社

 12月18日に来春のクラシック、またはマイル路線の行方を占う一戦の朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ、阪神・芝1600m)が行なわれ、単勝1番人気に推されたドルチェモア(牡2歳/栗東・須貝尚介厩舎)が先団から抜け出して優勝。デビューから3連勝でGⅠタイトルを奪取した。

 僅差の2着には2番人気のダノンタッチダウン(牡2歳/栗東・安田隆行厩舎)が入り、3着にもクビ差で3番人気のレイベリング(牡2歳/美浦・鹿戸雄一厩舎)が入り、順当な決着となった。
 
 レースはデイリー杯2歳ステークス(GⅡ、阪神・芝1600m)を制した4番人気、オールパルフェ(牡2歳/美浦・和田雄二厩舎)の逃げでスタート。サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ、東京・芝1600m)で2着に入ったグラニット(牡2歳/美浦・大和田成厩舎)がそれに続き、ドルチェモアはインの3番手を、レイベリングは外目の5番手を追走。ダノンタッチダウンは馬なりに進んで後方のインコース、10~11番手につけた。

 逃げたオールパルフェが作り出したペースは1000mの通過が57秒8と、タフさが要求される馬場状態を考えると、やや速め。それでも自分のレーススタイルに持ち込んだオールパルフェは、直線の半ばまで粘りに粘った。
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