格闘技・プロレス

井上尚弥、PFP1位のクロフォードに肉薄の2位!4団体統一に米記者は「最も支配的なファイターだった」と称賛

THE DIGEST編集部

2022.12.23

バトラー戦で11回TKO勝利を収めた井上(左)。PFPは依然2位も首位のクロフォードに肉薄。写真:AP/アフロ

 ボクシングのバンタム級で世界4団体統一を達成した井上尚弥(大橋)。去る12月13日に、WBO同級王者のポール・バトラー(英国)に11回TKOで勝利し、アジア人初の快挙を成し遂げた。

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 この井上の偉業達成から約1週間が経過した現地21日、米スポーツ専門局『ESPN』はボクシングの全階級の選手を格付けした「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の最新ランキングを発表した。前回同様にWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)が首位で、日本のモンスターは2位。1位票8票(21人中)のクロフォードに及ばなかった井上だが、それでも1位票7票が入った。

 日本のボクサーに1位票を投じた同局のマイケル・ロススタイン記者は、「イノウエを1位にした理由は、この1年間で最も支配的なファイターだったからだ」と絶賛。そして「実際にビッグファイトに挑み、相手をTKOに仕留めている」と付け加え、こう賛辞を贈った。
 
「彼はここ5試合とも相手をノックアウトしており、全て安定している。多くのトップファイターが大きな難関を避けるなか、イノウエは同階級最高の選手たちを全て倒した」

 スーパーバンタム級への転向を口にする29歳。来年以降もボクシングファンを興奮させる戦いを見せてくれるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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