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格闘技・プロレス

井上尚弥の「才能の高さ」を米メディアが称賛!“アメージング・ボーイ” 寺地拳四朗には「エリートとして地位を確立」と評価

THE DIGEST編集部

2023.01.02

日本が誇るファイターである井上(左)と寺地(右)。その才能は海外でも高く評価されている。(C)Getty Images

日本が誇るファイターである井上(左)と寺地(右)。その才能は海外でも高く評価されている。(C)Getty Images

 現地時間12月31日、米ボクシング専門メディア『Boxing Scene』は、独自の視点で2022年における年間最優秀選手「ファイター・オブ・ザ・イヤー」を発表。昨年5月にサウル・アルバレス、11月にヒルベルト・ラミレス(ともにメキシコ)を撃破しているWBA世界ライトヘビー級王者のドミトリー・ビボル(ロシア)を同賞に選出した。

【動画】強烈な打撃音に米メディア衝撃!井上尚弥のKOシーンをチェック

 記事内では、次点のボクサーも取り上げられており、そこに名を連ねたのが、ジャーメル・チャーロ(米国)、エクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)、デビン・ヘイニー(米国)、井上尚弥(大橋)、ジェシー・ロドリゲス(米国)、寺地拳四朗(BMB)の6名だ。それぞれのパフォーマンスについて寸評が掲載されている。

 とりわけ称賛を注がれたのは井上だ。昨年6月にノニト・ドネア(フィリピン)、12月にポール・バトラー(英国)を下し、アジア人として初、史上9人目の4団体統一を成し遂げた“モンスター”に関しては、「2人の王者を退けてバンタム級の完全統一王者になったにも関わらず、(年間最優秀選手ではなく)入賞にとどまったというのは、彼の才能の高さを物語っている」と記述した。
 
 また、同メディアが「“アメージング・ボーイ”という異名にふさわしい活躍を見せた」と紹介したのが、WBA、WBC世界ライトフライ級王者の寺地。3月に矢吹正道(緑)、11月に京口紘人(ワタナベ)に勝利した昨年の試合内容を踏まえ、「108ポンド(ライトフライ級)のエリートとして地位を確立した」と高評価が綴られている。

 2023年がスタートするボクシング界。井上のスーパーバンタム級挑戦を含め、今年もさまざまな話題で盛り上がりそうだが、果たしてどのような1年間となるのだろうか。熱いファイトを楽しみに見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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