渋野日向子にとって、今季国内女子ツアーの初戦となった『ブリヂストンレディスオープン』。日本では昨年の『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』以来の出場で、約半年ぶりのお目見えとなれば、多くのギャラリーが詰め掛けることが予想された。しかも、メディアなどの情報によると、今年のオフから青木翔コーチと再びタッグを組み、スイング改造に取り組んでいるというではないか。果たして、その改造がどこまで進んでいるかを確認したい人も相当いたはず。ましてや開催コースの中京ゴルフ俱楽部石野コースは、日本でも指折りのギャラリー集客率を誇る愛知県に所在するだけに、一体どれだけのギャラリーが集まるのか想像がつかなかった。
ところが、いざふたを開けてみると初日に集まったのは4090人。通常ならかなりの数といえるが、今回と同じコースで開催された19年大会では、初日に4585人とのギャラリーが集まっている。あれっ、今年はちょっと少ないんじゃないの? と拍子抜けしたのは間違いない。
しかし、単に表面上の数字だけで判断するのは早計というもの。7時40分と早いスタートだったにもかかわらず、渋野の組には朝から大勢のギャラリーが押し寄せていたのだ。ロープ際には常にギャラリーが控えており、大声援を送る。ファンの声援が大きければ大きいほど、その期待にしっかり応えてきた渋野だが、今回ばかりは簡単にいかず、第2ラウンドを終えた時点で、予選カットラインに5打及ばない8オーバー、102位タイでフィニッシュした。
「ギャラリーの多さを見て、鳥肌が立つぐらい嬉しかったですね。セカンド地点にいって後ろ振り返ったらめちゃくちゃ行列が歩いていて、自分の感情が昂りました。米国ではそんな光景を見ることがないので、感慨深いというか、本当に感謝ですし、ありがたいです」
大きな期待に応えたかった渋野だが、思うような結果を残せなかっただけに悔しさは募る。ただ、不調に終わった原因ははっきりとしていた。左手親指の付け根を痛めていたのだ。そのため、従来の練習量をこなすことができず、ショットやショートゲームに不安を抱えたまま大会に臨まざるを得なかった。もちろん、そのことを渋野は言い訳にしていない。単純に自分が期待に応えるだけのゴルフをできなかったとだけ語っていた。
ところが、いざふたを開けてみると初日に集まったのは4090人。通常ならかなりの数といえるが、今回と同じコースで開催された19年大会では、初日に4585人とのギャラリーが集まっている。あれっ、今年はちょっと少ないんじゃないの? と拍子抜けしたのは間違いない。
しかし、単に表面上の数字だけで判断するのは早計というもの。7時40分と早いスタートだったにもかかわらず、渋野の組には朝から大勢のギャラリーが押し寄せていたのだ。ロープ際には常にギャラリーが控えており、大声援を送る。ファンの声援が大きければ大きいほど、その期待にしっかり応えてきた渋野だが、今回ばかりは簡単にいかず、第2ラウンドを終えた時点で、予選カットラインに5打及ばない8オーバー、102位タイでフィニッシュした。
「ギャラリーの多さを見て、鳥肌が立つぐらい嬉しかったですね。セカンド地点にいって後ろ振り返ったらめちゃくちゃ行列が歩いていて、自分の感情が昂りました。米国ではそんな光景を見ることがないので、感慨深いというか、本当に感謝ですし、ありがたいです」
大きな期待に応えたかった渋野だが、思うような結果を残せなかっただけに悔しさは募る。ただ、不調に終わった原因ははっきりとしていた。左手親指の付け根を痛めていたのだ。そのため、従来の練習量をこなすことができず、ショットやショートゲームに不安を抱えたまま大会に臨まざるを得なかった。もちろん、そのことを渋野は言い訳にしていない。単純に自分が期待に応えるだけのゴルフをできなかったとだけ語っていた。