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モータースポーツ

「生ける伝説」から「トップガン」まで――MotoGPの新旧・男前ライダー10名を紹介!

甘利隆

2019.12.12

マルケス(左)、イアンノーネ(右上)、ロッシ(右下)らイケメンかつ、実績も十分なライダーたち。(C)Getty Images

マルケス(左)、イアンノーネ(右上)、ロッシ(右下)らイケメンかつ、実績も十分なライダーたち。(C)Getty Images

 TV地上波だけでなく、さまざまな方法でスポーツコンテンツを視聴できるようになった現在、海外サッカーやメジャーリーグやNBA、テニスのATPやWTAツアーなどを気軽に楽しまれている方も多いだろう。しかし、その魅力が日本国内でまだまだ認知されていない競技も多く、スペインやイタリアではサッカーと同等の人気を誇るバイクのロードレースはその筆頭だ。
 
 特にクルマやバイクにそれほど関心のない女性にとってモータースポーツは縁遠いジャンルかもしれない。せっかく面白いのにもったいない! ということで今回は2輪のF1ともいえるロードレース世界選手権(現在のMotoGP)の名ライダーを、ヘルメットに隠された素顔を実績はもちろん、ルックスも重視して紹介してみよう。

■マルク・マルケス

 ロードレース世界選手権のMotoGP(最高峰)クラスで6回、Moto2クラスで1回、125ccクラスで1回と計8回のチャンピオンに輝くスペインの絶対王者。レプソル・ホンダ・チームから参戦していることもあり、日本にも馴染み深く、ファンの間では俳優の伊藤英明に似ているともっぱらの評判となっている。可愛さの残る面影とは対象的な鍛え上げられた肉体も魅力。2020年は実弟アレックスをチームメイトに迎え、同じくホンダで活躍したミック・ドゥーハンと並ぶ最高峰クラス5連覇を目指す。
 
■アンドレア・イアンノーネ

 アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニからMotoGP最高峰クラスに参戦するイタリアの伊達男。ここ数年はマシンとの相性の問題から目立った成績を残せていなかったが、2019年のオーストラリアGPでは一瞬だがアプリリアのマシンを初めてトップへ導く快走を見せた。2019年春のプレシーズンテストでは顔の炎症が理由でヘルメットを被れず、あまり走行できなかったが、美容整形の影響では? と話題を呼んだ。

■ヴァレンティーノ・ロッシ

 世界中に熱狂的なファンを持つ史上最高のスター。屈指のパフォーマーでもあり、日本でもタレントの所ジョージや女子テニスの奈良くるみなど各界のファンも多い。日本が誇る天才ライダー“ノリック”こと阿部典史(のりふみ)”に幼少の頃から憧れ、いまも自分にマシンには“ろっしふみ がんばって!”というステッカーを貼っている。“太陽”と“月”のモチーフを好むように“陽”と“陰”の両面をあわせ持ち、陽気なキャラクターとは裏腹にしばしば勝負において冷徹な面を見せる。ピットに自らの装具をきれいに並べ、マシンと対話しながら着々とセットアップをこなし、段取りよく勝利を得る様子からか“THE DOCTOR”を自認する。MotoGPクラスで6回、MotoGPクラスができる前の最高峰500ccクラスで1回、250ccクラスと125ccクラスで各1回と計9回の世界チャンピオンに輝く生ける伝説。
 

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