競泳4日目を迎えた「世界水泳」は、混合メドレーリレー予選が行なわれ、日本は入江陵介、渡辺一平、相馬あい、池江璃花子のメンバーで臨み、3分44秒79のタイムで4位。全体7位通過となり、上位8か国で争われる決勝に進んだ。
日本は予選4組の第6レーンに登場。第1泳者は競泳ニッポンの主将・入江が3番手でつなぎ、平泳ぎは200メートルの前世界記録保持者・渡辺が力泳、バタフライはスプリント力がある相馬が上位に食らいついた。
日本は5番手まで順位を落としたが、最後は自由形の池江がラスト50メートルで1人を抜き、4位でフィニッシュ。電光掲示板に全体順位が表示されると、日本のタイムの横にファイナル進出を示す「Qマーク」が確認されると、会場は大盛り上がり。選手らも笑顔が弾けた。
先陣を切った入江は「決勝進出できて嬉しい」と安堵。アンカーを務めた池江は「9番だけは絶対やめようと話していたので、しっかり7位で通過できて良かった」とファイナル進出を喜んだ。
リレーでは引き継ぎタイムを意識したといい、「0.3秒分、海外選手との差が縮まったことが結果としてつながった」と池江は戦略的な部分を強調。「個人的には初日(女子100メートルバタフライ)が良くなかったので、修正して生かしたいと思っていた」と語り、「今まで経験したことがない緊張」で予選敗退を喫した雪辱を見事に晴らした。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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リレーでは引き継ぎタイムを意識したといい、「0.3秒分、海外選手との差が縮まったことが結果としてつながった」と池江は戦略的な部分を強調。「個人的には初日(女子100メートルバタフライ)が良くなかったので、修正して生かしたいと思っていた」と語り、「今まで経験したことがない緊張」で予選敗退を喫した雪辱を見事に晴らした。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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