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「突っ走りました!」8日間13レースを力泳!池江璃花子が感謝を綴ったインスタに同い年の日本代表が反応「振り向かず前へ」【世界水泳】

THE DIGEST編集部

2023.07.31

世界水泳を戦い終え、池江はインスタに感謝の言葉を綴った。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

世界水泳を戦い終え、池江はインスタに感謝の言葉を綴った。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 福岡県のマリンメッセ福岡で開催された「世界水泳」が7月30日、全日程を終了した。23日から開幕した競泳は銅メダル2個(男子400メートル個人メドレー、男子200メートルバタフライ)に終わり、福岡で開催された2001年以降の同大会では、過去最少メダル数に終わった。

 不振を極めた競泳ニッポンのなか、池江璃花子は6年ぶりの大舞台に帰ってきた。今大会はリレーを含め、8日間で13レースに出場。個人種目では50メートルバタフライで上位8人で争う決勝に進出し、25秒78で7位。2019年に白血病を発症し、生死をさまよった日本人スイマーの力泳に会場は盛り上がり、大きな声援を送った。

 池江は最後の出場レースとなった30日の女子4×100メートルメドレーリレー決勝に登場。アンカーとして、日本チームの自由形を担い泳ぎ切った(結果は6位)。

 翌日、池江は公式インスタグラムを更新。競技後の後ろ姿とレース直前の表情を捉えた写真2枚を添え、「世界選手権が終わりました。8日間13レース、突っ走りました!楽しい事も、嬉しい事も、辛い事も、悔しい事も、全てをこの8日間で感じました」と文面に綴った。
 
「国内での世界選手権は、緊張も、怖さもありましたが、いいレースも沢山できて、楽しんでもらえたと思います(星の絵文字)選手、たくさんのサポーター、関係者の方々、ボランティア、応援してくださった全ての方たちと作り上げたこの試合は素晴らしかったです!」

 最後に「応援ありがとうございました」とハートの絵文字を添えて、大会に関わったすべての人に、池江は感謝の思いを伝えた。

 この投稿には、同じく世界水泳に出場した日本代表も反応。200メートル平泳ぎに出場した同い歳の今井月は「振り向かず前へ  にぴったりな写真ですね」と凛々しい背中を称賛。他にも今大会の健闘を労う声が多く寄せられ、なかには池江と一緒に決勝を戦い、見事金メダルを獲得した親友のサラ・ショーストロム(スウェーデン)も「いいね!」を送っている。

 周囲に感謝を記した池江。来年のパリ五輪に向け、今回の激闘を糧にした23歳の日本人スイマーは前を見据えている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「突っ走りました!」池江璃花子が感謝のメッセージ

【動画】6年ぶりの大舞台!池江璃花子の女子50mバタフライをチェック

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