マラソン・駅伝

4連覇を狙う駒澤大に牙をむくチームはあるのか? 有力4校の「メンバーエントリー」を一挙紹介!【全日本大学駅伝】

THE DIGEST編集部

2023.11.03

先月の出雲駅伝では圧倒的な強さを示した駒澤大。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 11月5日、『全日本大学駅伝』(名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮/8区間106.8キロ)が開催される。前回大会の上位8校(シード校)に加え、全国8地区の選考会から勝ち上がった25校、さらにオープン参加の日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームが出場予定だ。

 開催を2日前に控えた3日、全チームのエントリーメンバーが発表された。注目は4連覇を狙う駒澤大だ。2年連続の3冠を目指す同チームは、先月の出雲駅伝では1区から一度もライバルに前を譲らず、圧倒的な強さで1勝目を挙げている。

 盤石の布陣を敷く駒澤大に対抗できるチームはどこか――。伊地知賢造(4年)、平林清澄(3年)、山本歩夢(3年)の"3本柱"を中心に戦力が充実した前回2位の國學院大、選手層の厚い前回3位の青山学院大が候補に浮上する。ほかにも、吉居大和(4年)・駿恭(2年)兄弟を擁する中央大は、箱根駅伝で2位に滑り込むなど勢いがある。

 有力候補4校のエントリーは以下の通りだ。
 
■駒澤大
1区:赤津勇進(4年)
2区:佐藤圭汰(2年)
3区:小山翔也(1年)
4区:赤星雄斗(4年)
5区:伊藤蒼唯(2年)
6区:花尾恭輔(4年)
7区:鈴木芽吹(4年)
8区:山川拓馬(2年)

補員:白鳥哲汰(4年)、安原太陽(4年)、篠原倖太朗(3年)、庭瀬俊輝(3年)、安原海晴(1年)

■國學院大學
1区:後村光星(1年)
2区:瀬尾秀介(4年)
3区:上原琉翔(2年)
4区:佐藤快成(3年)
5区:野中恒亨(1年)
6区:嘉数純平(2年)
7区:平林清澄(3年)
8区:伊地知賢造(4年)

補員:山本歩夢(3年)、青木瑠郁(2年)、鎌田匠馬(2年)、高山豪起(2年)、田中愛睦(1年)

■青山学院大
1区:宇田川瞬矢(2年)
2区:黒田朝日(2年)
3区:神田大地(2年)
4区:小原響(4年)
5区:山内健登(4年)
6区:荒巻朋熙(2年)
7区:平松享祐(1年)
8区:田中悠登(3年)

補員:佐藤一世(4年)、太田蒼生(3年)、若林宏樹(3年)、塩出翔太(2年)、鳥井健太(1年)

■中央大
1区:吉居駿恭(2年)
2区:中野翔太(4年)
3区:吉居大和(4年)
4区:柴田大地(1年)
5区:本間颯(1年)
6区:吉中祐太(2年)
7区:湯浅仁(4年)
8区:阿部陽樹(3年)

補員:大澤健人(4年)、浦田優斗(3年)、東海林宏一(3年)、山平怜生(3年)、溜池一太(2年)

 メンバー変更は、レース当日の午前6時10分から午前6時30分までの間に最大3人まで認められている。果たして伊勢神宮で笑う大学は?運命の号砲は、5日8時10分だ。

構成●THE DIGEST編集部

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