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「奇跡だ!」全日本卓球優勝、張本智和の驚異的な粘りに中国メディアが驚嘆!「8回のマッチポイントをセーブした」

THE DIGEST編集部

2024.01.29

張本が6年ぶり2度目の優勝を飾った。写真:松尾/アフロスポーツ

張本が6年ぶり2度目の優勝を飾った。写真:松尾/アフロスポーツ

 壮絶なデッドヒートにライバル国の海外メディアも興味の目を注いでいる。

 全日本卓球選手権は1月28日、男女シングルスの決勝が行なわれた。男子は張本智和が大接戦の末に戸上隼輔を4-3で下し、6年ぶり2度目の優勝を飾った。

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 戸上に主導権を握られた張本はセットカウント1-3とリードされるが、第5セットを11-9とモノにすると、第6セットは10-10から三たびマッチポイントを許すもこれを凌いで14-12として、ついに3-3とタイに。そして、最終第7セットも終盤にリードを許した張本が先にマッチポイントを許す展開となるが、悉くこれを回避。第6、第7セットで計8回の相手のマッチポイントを凌ぎ切った張本が、最後は強烈なフォアハンドを決めて16-14と制して激闘にピリオドを打った。

 この大激戦に卓球大国・中国のメディアも敏感に反応。「奇跡だ! 張本智和は8回のマッチポイントをセーブして逆転し優勝した」と題した記事を掲載。この全日本選手権決勝を「興奮に満ちた試合だった」と表現し、崖っぷちに追い込まれた張本の驚異的な粘り強さをフォーカス。「試合全体を通じて8回のチャンピオンシップポイントを回避し、1-3の劣勢を乗り越えて優勝した。張本は信じられないといった表情を見せた」と試合内容を詳報している。

 張本と戸上はともに、パリ五輪日本代表への内定がほぼ確実。ライバルとして競い合った二人が、今度はチームメイトとして世界と渡り合うことになる。

構成●THE DIGEST編集部
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