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フィギュア

羽生結弦&高橋大輔、フィナーレで手を繋いで揃い踏み! 貴重なツーショットに観客からは大歓声【メダリストオンアイス】

THE DIGEST編集部

2019.12.23

フィナーレで揃って観客に手を振った羽生と高橋。 写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

フィナーレで揃って観客に手を振った羽生と高橋。 写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 12月23日、東京・代々木体育館で『メダリスト・オン・アイス2019』が開催。前日まで行なわれていた全日本選手権のメダリストたち、そして今回で男子シングルの引退を発表している高橋大輔が特別枠で、さらにはジュニア世代の選手たちが参加した。

 出演者が各々のプログラムを披露したのち、ラストのフィナーレではオープニング以来となる全員集合。壮大なエンディングのプログラムを終え、観客への挨拶でリンクを回るなか、高橋が羽生に近づいたかと思うと、その手を引いて先頭に滑りだした。

 羽生は一瞬驚きの表情を浮かべつつも、先輩に導かれるままに併走し、観客へ手を振った。時折、何か言葉をかわしながら、これまで男子シングルを牽引してきた高橋に対して、羽生がいたわるようなしぐさで、その背を撫でる一幕も。観客からはこの日一番の歓声が巻き起こった。

 前日、フリーを終えた高橋は、現在の男子シングルのスケート人気について「こんな日がくるとは思わなかった」と明かしていた。

「こんな風に男子のシングルが人気になって、後輩たちもどんどん優秀な選手たちが出てくる。僕が言うようなことではないけれど、頑張ってほしいし、僕もアイスダンスで盛り上げていきたい」

 これまで男子シングルの人気を牽引し、新たな舞台へわたる高橋、そして今なお現役で戦い続けている羽生。偉大なそのふたりの姿を、宇野昌磨や、鍵山優真、佐藤駿は遠巻きながら、じっと見つめていたのが印象的だった。

取材・文●熊介子(THE DIGEST編集部)

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