バレーボール

「これぞ真のアタッカー!」石川祐希の“勇猛果敢”なバックアタックに観客総立ち! 現地解説者も「ありえない」と感嘆

THE DIGEST編集部

2024.04.05

ペルージャに勝利し1勝1敗としたミラノ。石川(右上)も19得点を挙げた。(C) Lega Pallavolo Serie A

 現地時間4月3日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24シーズン・プレーオフ準決勝の第2戦が行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属する6位アリアンツ・ミラノは、2位シル スーサ ヴィム・ペルージャとホームで対戦し、セットカウント3‐2(25-27、25-21、21-25、27-25、20-18)で激闘を制して成績を1勝1敗とした。

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 3戦先勝(5試合制)したチームが決勝へ駒を進める準決勝で、ミラノは敵地での初戦に敗れて黒星発進。だが、今季のペルージャとの対戦はレギュラーシーズン2戦に完勝し、惜敗したコッパ・イタリア準決勝を含む3試合すべてがフルセットへ突入しており、まさに竜虎蒼白。3日前の初戦はセットカウントこそ1-3だったが、2セットダウンから奮起してフルセットへ迫り、意地を見せた。
 
 両チームは初戦と同じ先発メンバーで、ペルージャは、イタリア代表の正セッター、シモーネ・ジャンネッリに、アウトサイドヒッター(OH)ポーランド代表カミル・セメニュクとウクライナ代表オレフ・プロツニスキー、オポジット(OP)チュニジア代表ワシム・ベンタラ、ミドルブロッカー(MB)はブラジル代表フラビオ・グアルベルトとイタリア代表ロベルト・ルッソ。

 ミラノは、安定感抜群の攻守でチームをけん引する石川とその対角にブルガリア代表のベテランOHマテイ・カジースキ。MBはブロックが好調なアルゼンチン代表アグスティン・ロセルとマルコ・ヴィテッリ(イタリア)、OPが第1戦にチーム最多得点をマークしたベルギー代表フェレ・レゲルス(ベルギー)、司令塔はイタリア代表パオロ・ポッロを起用し、1勝目を狙う戦いに臨んだ。
 
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序盤から多彩な攻撃で得点を重ねた石川