全日本選手権で男子シングルを”卒業”した高橋大輔が、26日、自身のSNSを更新。現在の心境を吐露している。

　高橋は12月19～22日まで行なわれた全日本選手権、そして翌23日には上位成績者が参加するエキシビションに参加。25日には、関空アイスアリーナの開業記念式典に男子シングルのスケーターとして登場し、演技を披露した。同式典には、全日本選手権で初優勝を飾った紀平梨花や、宮原知子らも参加している。

　翌26日に、自身のインスタグラムを更新。いつもは短文の高橋が、男子シングルの卒業を実感した数日間の想いを発信している。

「関空アイスアリーナオープニングセレモニーでした！昨日滑り納め！
　一緒に練習してたメンバーや、昔練習してたメンバーやらでのイベント。ほっこり楽しいイベントでした！
　一緒に練習する事はなくなるけど、最後にこのメンバーで、一緒に滑れて最高の時間だったなー！
　引退して、次のステージに向かう後輩やら、これからのフィギュアスケートを引っ張っていく後輩やら、現在引っ張っている後輩やら！大変なことにばかりやろけどわお互い頑張って行こう！！！ ちょっと語ってしまったw
　素敵なMerry Xmasでした」（原文ママ）

　投稿された６枚の写真は、式典でのものや若手のスケーターたちと時に凛々しく、時にふざけながら撮影したものなど、高橋にとっても感慨深くなりそうなカットばかりだ。
　この投稿を目にしたファンからは、本人の想いに負けないくらいの熱いメッセージが寄せられている。

「高橋大輔のファンでいてよかった！いつもそう思わせてくれる大ちゃん。次のステップも応援しています」
「テレビでですけど2019年の全日本の演技は一生の宝物です」
「大ちゃん、シングルお疲れ様でした。またアイスダンスでも大ちゃんらしさを楽しみにしてるよ」
「来年からの現役第3章、また目一杯応援させてもらいます！」
「シングル卒業おめでとう。アイスダンス入学おめでとう」
「高橋大輔の世界観は誰にも真似出来ない素晴らしい舞台でした。感動をありがとうございました」
「次のステージでも唯一無二の素敵な艶のある演技で魅了されるのを心待ちにしています」
「全日本お疲れさまでした。後輩さん達の活躍楽しみですね。ほっこりしました」

　アイスダンスという新しい舞台で、北京五輪を目指すことを公言している高橋。東京五輪での岡山県の聖火ランナーになったことも発表された。新たな道での躍動を、ファンは心待ちにしている。

構成●THE DIGEST編集部