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フィギュア日本男子3人衆は表彰台ならず…友野⼀希4位、壷井達也5位、三浦佳⽣6位。カザフスタンの超新鋭が高難度ジャンプ成功で優勝【四大陸選手権】

THE DIGEST編集部

2025.02.22

SP3位だった友野(左)は表彰台を逃した。カザフスタンのシャイドロフ(右)が圧巻の内容で優勝した。(C)Getty Images

SP3位だった友野(左)は表彰台を逃した。カザフスタンのシャイドロフ(右)が圧巻の内容で優勝した。(C)Getty Images

 2月22日、韓国・ソウルで開催しているフィギュアスケートのISU(国際スケート連盟)公認試合「四大陸選手権」は男子フリーが行なわれた。日本からは壷井達也、三浦佳⽣、友野⼀希の3人が出場し、友野の4位(合計242.08点)が最高だった。なお、優勝したのはカザフスタンの超新鋭ミハイル・シャイドロフが285.10点の高得点を叩き出して初の頂点に立った。
【動画】20歳の超新鋭が3A+1Eu+4Sの高難度ジャンプを成功させた実際の映像

 日本勢のトップバッターを切った壷井は4回転ジャンプが出来栄えを落とし、精彩を欠く内容になってしまった。続く三浦は冒頭からスピードに乗って勢い良く4回転ジャンプに挑戦したが、2つ目のトウループで激しく転倒。3つ目のトリプルアクセルが2回転になるなど、こちらも安定感に欠けた。最後は足を痛めたような仕草をみせ、リンクを降りると「しんど...」と漏らした。

 ショート3位につけ、3年ぶりの表彰台を射程圏内に捉えていた友野は最初の4回転+2回転のトウループを着氷し、好スタートを切ったが続くトウループが2回転になる痛恨のミス。後半はなんとか立て直して、フリーのシーズンベストを更新したが惜しくも表彰台にあと一歩届かなかった。
 
 そして優勝を飾ったのはカザフスタンの20歳のスケーターだった。ショート首位発進だったシャイドロフは冒頭のトリプルアクセル+1オイラー+4回転サルコウの高難度コンビネーションジャンプを降りると、ルッツ、トウループと4回転ジャンプを次々に成功。後半も質の高い演技を続け、ほぼノーミスでフィニッシュすると氷上に倒れ込み歓喜した。

 無論、フリーの得点(190.37点)はパーソナルベストを更新。しかも、ショートとの合計得点も自己ベストを大きく上回る会心の出来で2位のチャ・ジュンファン(韓国)に20点以上の差をつける圧巻の強さで初のビッグタイトルを手にした。

▼フィギュア四大陸選手権 男子シングル結果(得点のカッコ内はフリー得点)
優勝 ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン) 285.10点(190.37)
2位 チャ・ジュンファン(韓国) 265.02点(185.78)
3位 ジミー・マー(アメリカ) 245.01点(162.49)
4位 友野一希 242.08点(162.24)
5位 壷井達也 234.93点(156.86)
6位 三浦佳⽣ 230.48点(151.68)

構成●THE DIGEST編集部

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