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マラソン・駅伝

「なんでこんなお粗末なことが起きるん?」マラソン界で相次ぐアクシデントに波紋広がる「選手の邪魔になってるんじゃないの?」「タイムに影響してしまう」

THE DIGEST編集部

2025.03.10

記録のかかった大会でトラブルが立て続けに発生している。写真:森田直樹/アフロスポーツ

記録のかかった大会でトラブルが立て続けに発生している。写真:森田直樹/アフロスポーツ

 今年9月に東京で開催される世界選手権の代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤ発着=42・195キロ)が3月9日に行なわれた。レース中にペースメーカーによるトラブルが発生し、ファンの間で物議を醸している。
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 15キロの給水ポイントで、ヒヤリとする場面があった。ペースメーカーが急に進路を変えて、給水テーブルに手を伸ばしたのだ。接触はなかったが、一歩間違えれば大怪我になりかねないシーンに、テレビ解説を務めた有森裕子さんも「急に変えられると選手は非常に混乱する」と苦言を呈した。

 さらに、23キロ過ぎには先頭集団を引っ張るペースメーカーがコースを間違え、一部の選手がつられてしまう前代未聞のハプニングが発生。だが、加世田梨花(ダイハツ)がすぐに気づき、他の選手を正規ルートに誘導したため、大幅なロスは免れた。
 
 相次ぐトラブルに対し、SNS上では「これは残念」「選手の邪魔になってるんじゃないの?」「なんでこんなお粗末なことが起きるん?」「ペースメーカーがレースを壊さないように!」「ペースメーカーが邪魔してはタイムに影響してしまうぞ」といったコメントが寄せられている。

 1月26日に開催された大阪国際女子マラソンでは、15キロの給水ポイントでボトルを取り損ねて後ろに下がったペースメーカーが小林香菜(大塚製薬)に接触。小林は、バランスを崩してしまい、太ももを痛めたが、持ち前の粘り強さを発揮して完走した。

構成●THE DIGEST編集部

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