F1第2戦の中国グランプリ、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ(以下レーシングブルズ)の角田裕毅は、スプリントで6位入賞を飾り、今季初ポイント獲得を果たしたが、決勝では16位に終わっている。
【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン
初日からチームメイトのアイザック・ハジャーとともに印象的なドライビングで上位につけた角田は、スプリントでは19周にわたって肉迫するメルセデス(キミ・アントネッリ)を抑えきり、続く予選では2戦連続でのQ3進出を果たして好調ぶりをアピールした。
決勝でもスタートでポジションを上げ、ポイント圏内を維持したものの、ハードタイヤのデグラデーションが予想よりも小さかったにもかかわらず2ストップ戦略を予定通り敢行したことが裏目に出て脱落、さらにフロントウィングが損傷するアクシデントにも見舞われ、計4度のピットインを強いられた結果、完走16台のうちの最下位でチェッカーを受ける羽目となった。
開幕戦オーストラリアGPに続いての戦略にまつわる不運によって失意の結末を迎えた角田だが、各国の専門メディアは前週同様にそのパフォーマンスに対しては軒並み高評価。英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』もそのひとつで、10点満点で「8」の高採点を彼に与え、以下のように賛辞を贈るとともに、同情も示している。
「角田とレーシングブルズにとって、またしても大きなチャンスを逃すレースとなった。スプリントでは素晴らしい走りを見せ、アントネッリを抑えてポイントを獲得。しかし、予選ではハジャーに敗れ、本来の力を発揮できなかった。それでも、ピットウォールの判断がもう少し良ければ、ビッグポイントを獲得できたはずだ。レーシングブルズでは、おなじみの展開となってしまった」
さらに高い「8.5」を付与したのは『TOTAL MOTORSPORT』で、「フロントウィングの損傷と、それに伴う追加のピットストップがありながらも、角田のペースは素晴らしかった。困難な状況の中でも諦めずに攻め続け、最大限の結果を引き出した」と、ドライビングだけでなく、その姿勢もポジティブに評した。
【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン
初日からチームメイトのアイザック・ハジャーとともに印象的なドライビングで上位につけた角田は、スプリントでは19周にわたって肉迫するメルセデス(キミ・アントネッリ)を抑えきり、続く予選では2戦連続でのQ3進出を果たして好調ぶりをアピールした。
決勝でもスタートでポジションを上げ、ポイント圏内を維持したものの、ハードタイヤのデグラデーションが予想よりも小さかったにもかかわらず2ストップ戦略を予定通り敢行したことが裏目に出て脱落、さらにフロントウィングが損傷するアクシデントにも見舞われ、計4度のピットインを強いられた結果、完走16台のうちの最下位でチェッカーを受ける羽目となった。
開幕戦オーストラリアGPに続いての戦略にまつわる不運によって失意の結末を迎えた角田だが、各国の専門メディアは前週同様にそのパフォーマンスに対しては軒並み高評価。英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』もそのひとつで、10点満点で「8」の高採点を彼に与え、以下のように賛辞を贈るとともに、同情も示している。
「角田とレーシングブルズにとって、またしても大きなチャンスを逃すレースとなった。スプリントでは素晴らしい走りを見せ、アントネッリを抑えてポイントを獲得。しかし、予選ではハジャーに敗れ、本来の力を発揮できなかった。それでも、ピットウォールの判断がもう少し良ければ、ビッグポイントを獲得できたはずだ。レーシングブルズでは、おなじみの展開となってしまった」
さらに高い「8.5」を付与したのは『TOTAL MOTORSPORT』で、「フロントウィングの損傷と、それに伴う追加のピットストップがありながらも、角田のペースは素晴らしかった。困難な状況の中でも諦めずに攻め続け、最大限の結果を引き出した」と、ドライビングだけでなく、その姿勢もポジティブに評した。
関連記事
- 【F1】フェルスタッペンが“ローソン残留”要求も、チーム首脳が却下と専門メディア。 マシンの改善を先送りにしてローソンを「スケープゴート」に?
- 【F1】角田裕毅のレッドブル行きは確定か。 海外複数メディアが幹部ミーティングで交代を決定と報道。ホンダの「熱烈なサポート」が後押しに?
- 「接戦になることは間違いない」開幕2連勝のマクラーレン、チーム内争い激化必至もノリスはピアストリとの熾烈なライバル関係を歓迎「準備はできている」
- 【F1】大不振ローソンと好発進アントネッリ、明暗分けたのは昨季のチーム方針?元F1ドライバー指摘「メルセデスはルーキーの準備を上手くやった」
- 【F1】「角田かローソンかは重要ではない」ローソンのレッドブル史上最も悲惨なデビューの原因はチームの“根本的な問題”と専門メディア