F1第3戦の日本グランプリは4月5日に予選が行なわれ、レッドブルの角田裕毅はQ2で15番手に終わっている。
【動画】角田裕毅、アタックラップでタイム伸びず、ホーム鈴鹿でのレッドブルデビュー戦は無念のQ2敗退
Q1ではチームメイトの王者マックス・フェルスタッペンから0.024秒差という1分27秒967で7番手に入り、余裕をもって突破するも、続くQ2では2度のアタックでもタイムを伸ばすことができず、1分28秒000で同ラウンドの最下位に沈んだ角田。決勝は、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)のグリッド降格処分によって、14番グリッドからスタートすることとなった。
期待していたであろうものとは異なる結果に終わったが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はこの1日を振り返り、「今朝、少しダウンフォースを増やしたが、それがユウキの好みに合うと感じた。そして間違いなく、Q1での彼は競争力を見せた。マックスからも0.1秒以内の僅差で、順位の差も1つだけだった。しかしQ2では、ラストアタックでのターン2で大きなミスをし、そこからはリカバーできなかった。彼は確実にトップ10に入れたと思うだけに残念だ」とコメントしている。
F1公式サイト『F1.com』は、「角田は鈴鹿でQ2を突破できず15番手に終わり、取って代わったリアム・ローソン(レーシングブルズ/14番手)に予選で敗れた。フラストレーションを募らせることとなった日本人ドライバーは、レッドブルでの失望の予選デビューについて『全てがどんどん悪くなっていった』と認めた」と伝えた。
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』では、コメンテーターを務める元F1王者のジャック・ヴィルヌーブが「角田は“快適さ”を優先したが、それは決して速さには繋がらない。フェルスタッペンから0.5秒も遅れており、Q1こそ突破したものの、それはレッドブルが求めていたものではなかった。彼は、高ダウンフォースというセットアップ選択の代償を支払ったのだと思う。それはレースでタイヤをセーブするのには役立つかもしれないが、ストレートでスピードはまったく出ないだろう」と厳しい見解を示している。
各国専門メディアの報道を見ると、オランダのF1専門サイト『RN365』が「角田、予選の早い段階で悪夢のような敗退。この日本人ドライバーは、それ以前のセッションでは好調で、常にフェルスタッペンから0.3秒以内のタイムを記録していたが、Q2ではそのペースが消えてしまった。Q2進出にはほど遠く、さらにはローソンの後塵を拝する結果に……。角田とフェルスタッペンの車には、リアウィングのダウンフォースに大きな差があり、とりわけ角田の車は遅く感じられた」と綴った。
【動画】角田裕毅、アタックラップでタイム伸びず、ホーム鈴鹿でのレッドブルデビュー戦は無念のQ2敗退
Q1ではチームメイトの王者マックス・フェルスタッペンから0.024秒差という1分27秒967で7番手に入り、余裕をもって突破するも、続くQ2では2度のアタックでもタイムを伸ばすことができず、1分28秒000で同ラウンドの最下位に沈んだ角田。決勝は、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)のグリッド降格処分によって、14番グリッドからスタートすることとなった。
期待していたであろうものとは異なる結果に終わったが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はこの1日を振り返り、「今朝、少しダウンフォースを増やしたが、それがユウキの好みに合うと感じた。そして間違いなく、Q1での彼は競争力を見せた。マックスからも0.1秒以内の僅差で、順位の差も1つだけだった。しかしQ2では、ラストアタックでのターン2で大きなミスをし、そこからはリカバーできなかった。彼は確実にトップ10に入れたと思うだけに残念だ」とコメントしている。
F1公式サイト『F1.com』は、「角田は鈴鹿でQ2を突破できず15番手に終わり、取って代わったリアム・ローソン(レーシングブルズ/14番手)に予選で敗れた。フラストレーションを募らせることとなった日本人ドライバーは、レッドブルでの失望の予選デビューについて『全てがどんどん悪くなっていった』と認めた」と伝えた。
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』では、コメンテーターを務める元F1王者のジャック・ヴィルヌーブが「角田は“快適さ”を優先したが、それは決して速さには繋がらない。フェルスタッペンから0.5秒も遅れており、Q1こそ突破したものの、それはレッドブルが求めていたものではなかった。彼は、高ダウンフォースというセットアップ選択の代償を支払ったのだと思う。それはレースでタイヤをセーブするのには役立つかもしれないが、ストレートでスピードはまったく出ないだろう」と厳しい見解を示している。
各国専門メディアの報道を見ると、オランダのF1専門サイト『RN365』が「角田、予選の早い段階で悪夢のような敗退。この日本人ドライバーは、それ以前のセッションでは好調で、常にフェルスタッペンから0.3秒以内のタイムを記録していたが、Q2ではそのペースが消えてしまった。Q2進出にはほど遠く、さらにはローソンの後塵を拝する結果に……。角田とフェルスタッペンの車には、リアウィングのダウンフォースに大きな差があり、とりわけ角田の車は遅く感じられた」と綴った。
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