F1レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は同チームのドライバーである角田裕毅のここまでの戦いぶりを高評価しつつ、明確な課題があると指摘した。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F１ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介！ 　今季第３戦日本GPからレッドブルに移籍した角田。トップチーム初レースとなったホームグランプリでは予選でのミスが響きポイント圏外の12位。しかし続くバーレーンGPで９位入賞と結果を残すと、第５戦サウジアラビアGPではレーシングアクシデントでリタイヤとなってしまったものの、予選８番手と上位入賞も狙えるグリッドを獲得。そして第６戦マイアミGPではスプリントと決勝両方でポイントをチームに持ち帰るなど着実にステップアップしている。

　墺メディア『oe24』の取材に応じたマルコ博士は、この角田の数週間を振り返り、「ユウキはどんどん良くなってるよ」と称賛。「ユウキは（相棒の）マックス（・フェルスタッペン）のパフォーマンスに近づける最初のチームメイトだ」と過去のセカンドドライバーと比べて角田が４連覇王者に肉薄する可能性があると示唆した。

　一方で、「残念ながらユウキは依然としてプレッシャーが高まるとミスを犯してしまう」ともコメントしたマルコ博士。予選、特にQ3での苦戦が続くカーナンバー「22」に重要な局面でのより高いパフォーマンスを求めた。

構成●THE DIGEST編集部
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