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格闘技・プロレス

鷹木信悟、オカダとの死闘を制してIWGP世界ヘビー級王座戴冠!次期挑戦者には飯伏幸太を逆指名「潰し合いしようぜ」

どら増田

2021.06.08

ついに光り輝くベルトを腰に巻いた鷹木(左)は、因縁の飯伏(左)をリングに呼びつけ、次期挑戦者に“指名”した。(C)新日本プロレス

ついに光り輝くベルトを腰に巻いた鷹木(左)は、因縁の飯伏(左)をリングに呼びつけ、次期挑戦者に“指名”した。(C)新日本プロレス

 ここで30分が経過。次第に意地のぶつかり合いとなっていくなかで、ついに決着を見る。ラリアットからレインメーカーを狙ったオカダに対し、鷹木がレインメーカー式バンピングボンバーから再びのバンピングボンバーを炸裂。ここではカウント2で逃げられるが、続けてスライディングDを決めると、すかさずラスト・オブ・ザ・ドラゴンが決めてカウント3をもぎ取った。

 36分の死闘を制して第3代王者となった鷹木は、試合後にマイクを握ると、「ここにIWGPのベルトがある。これは夢なんかじゃねぇな。間違いなく現実だろう。改めまして、オレが第3代IWGP世界ヘビー級チャンピオンの鷹木信悟だ!」とファンへ主張した。

「いろいろあったけど、今日の試合で完全に這い上がったぞ! これがゴールじゃない! スタートだ! こんな世の中だからこそ! オレみたいな元気ハツラツなやつが活躍しなきゃダメだろ?」
 

 さらに「まだ話したいことがあるんだよ」と続けた鷹木は、「初防衛の相手は決まってんだよ!おーい!飯伏!出て来い!」とオスプレイの前にベルトを保持していた飯伏幸太を呼び出したのだ。

「飯伏! 人生って面白いよな? 2か月前はお前がベルトを持ってて、オレが挑発しても、お前はうんともすんとも言わなかった。でも今日はどうだ? オレがベルトを持っているぞ。感謝してるぞ! 飯伏。オレが言いたいことはただひとつ! このベルトを賭けてオレとやるのか? イエスか? ハイか? 答えろ!」

 この逆指名に対して飯伏は、「イエスでもハイでも関係ないんだよ。やってやるよ!」と受諾。これに鷹木は「飯伏!オレたちにしか出来ない潰し合いやろうぜ!」と叫んだ。

◆新日本プロレス◆
『DOMINION 6.6 in OSAKA-JO HALL』
2021年6月7日
大阪・大阪城ホール
観衆 3045人
▼第3代IWGP世界ヘビー級王座決定戦(60分1本勝負)
●オカダ・カズチカ(36分00秒 片エビ固め)鷹木信悟○
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
※鷹木が第3代王者となる。

取材・文●どら増田

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